(2000年1月〜6月)

124・Puffy/PRMX

 ベックが今年の最後のはずでしたけど、大晦日に滑り込みで発売。本当に99年最後の一枚。で、完全にここでは場違いなアーティスト、パフィーさんですが、嫌いじゃないです。本当に。あの気だるさとバカさは特筆に価する…と思いたい。それはともかく、そんな彼女達のいい加減な曲がいい加減にしてもらいたいぐらい99年は忙しかった小西やらデブやら、キャプテンファンク、高木完、中西俊夫、松田岳二等がいい加減なリミックス。この中じゃ、やっぱキャプテンファンクかな…多分一番良かったのは。しかし、これにしてもこの前のYMOのリミックス集にしても言えることは相当ベタだと言うことです。オイラはそのぬるま湯が心地よくて買ってるんですけど、そろそろ進歩しましょう。オイラ2年前から何も変わってません。しかし、ウルトラリビングの奴がアナログにのみ収録と言うことで、聴けません。勘弁して下さい。アナログ一枚でも買っちゃうと残り二枚も買いたくなる→散財。ぐわあああ、貧乏学生の悲劇。と言う訳で、アナログ買いません。別にまわす訳でもないし。

125・CIBO MATTO/VIVA! LA WOMAN

 すっかりお気に入りなチボマット。勢いに乗ってもう一枚購入。さて彼女達は何枚ぐらい出してるんですかね? 求む情報。で、やっぱりこの前買った「ステレオタイプA」に比べると多少甘いところがあるかなと思うけど、96年モノやし、こんなもんでしょうな。マイクD(いくらオイラが洋楽に疎いからって、マイクDぐらい知ってます)のリミックスもまあまあ。ま、日本人がアメリカでこんなわけのわからんことやって、評価されてるってのは凄く嬉しいです。オイラもアメリカ行こ。

126・The Presidents of the United States of America/訪日記念盤’97

 ここでも一度だけ少し触れた事があるんですけど、「大統領」こと「ザプレジデンツオブユナイテッドステイツオブアメリカ」です。もう解散しちゃってるんですけど、丁度浪人中に訪日ライヴの宣伝をラジオで聴いたことがある。確か「大統領がやってくる!」ってコピーでドラムロゴスやったような。そんなことはどうでもいいや。で、これはその時の訪日時に合わせた企画盤。企画盤と言っても、本人達が選曲して、レアテイクもつまっている、らしい。で、ジャンルとしてはバカロック。音楽的にも、歌詞にも凄く遊び心があってイイです。「MOMO NO UTA」とか人を馬鹿にしたようなタイトルの曲もあって「桃桃桃桃…」って叫んでます。日本びいきな外国人に悪い人はいません。

127・V.A./GIRLS GO SKA

 久しぶりのスカ。femaleヴォーカルなスカバンドのコンピレーションアルバムで、ノーダウトやらダンスホールクラッシャーズ、セイヴフェリス系の感じのバンドが多いですかね。(注・この人達自身は入ってません)けど、オーセンティックなのもやってる人達もいて、そう言った意味ではスカ好きなら十分な一枚。但し、みんなあんまり上手くないような気が。歌じゃなくて、雰囲気的に。アマチュアなんかな〜。  

128・V.A./TRANSONIC 9

 レーベルごとメジャーに移籍のトランソニック。99年を締めくくり、00年への展望を示すコンピレーション盤。けど、オイラもあんまり詳しくないんで。面子はフジタブレンダー、ファンタスティックエクスプロージョン、タゴマゴ、スペースポンチ、チグリス&ユーフラテスとか、知ってんのはそれぐらい。ナスカ・カーはトランソニックじゃなかったですかね? これには入ってません。で、とりあえず一番良いのは一曲目のフジタブレンダーかな〜 彼らって今何人編成なんですかね? フジタさんは戻ってきたんでしょうか? そんな疑問を抱きつつも、これが一番わかりやすいし、面白い。その他もかなりオレ好み。こりゃ水本アキラも「スカイハイ」熱唱するわ… こういう流れでポンっと「LOVEマシーン」かかったら確かに盛り上がりそうやね、永田君。でもヒヤムタ近辺でもかかってたらしいしな、あの曲。つんく恐るべし!(何でトランソニックの話をしてたのにつんくで終わるか)

129・Yukari Fresh/Lost and Found

 買ってなかったんで、とりあえず買った一枚。でもこれって「NEW YEAR'S FRESH」に入ってましたね。買って失敗! 一応カジヒデキリミックスが入ってるんですけど、そんなもんいらんわい。オイラはカジヒデキとニルイラ、もちろんBOTS&BORDERSも嫌いです。音楽的には間違っていないと思うんですけど、こういう音楽で野郎がヴォーカルとるのが許せません。耳が腐るわい。じゃ今回のカジミックス(ヴォーカルはユカリンのまんま)はどうかと言うと、全然面白くなかったりする訳で、何か中途半端な出来。おバカに徹したいのか、おシャレに徹したいのかハッキリして下さい。どちらにも程遠くて「何や、オリジナルの方がいいやん」ってなことに成りかねません。いや、もう成ってるんだけど。

130・朝日美穂/Thrill march

 天才・朝日美穂の2枚目。ま、前作の出来が素晴らし過ぎたんで、過剰な期待はしてませんでしたけど、それなりの期待には応えてくれた、な一枚。やっぱり前作の時は「こんな音楽ありか!」という衝撃込みでの評価で、今回は大体彼女の音楽性を知ってから聴いた分ですのでその分だけはマイナス評価。だから言いかえれば、このアルバムを「onion」の前に聴いていれば、「onion」クラスの評価は得られただろうけど、「onion」以後であれば、「onion」を超える評価は得られない、という。更に言いかえれば、前作から変わったところは何も無いけど、その前作が凄くハイレベルだったから今作も相当ハイレベル。ということです。でも、いくら天才的でも聴きつづけると飽きます。このCDを半年近く買わなかったのは、金欠もあったけど、その「飽き」が来たからです。でもこれからも買います。こんな才能を資本主義の原理の前で潰してしまう訳には行きません。レコード会社を早まらせない為にも、乞購入。特に「onion」聴いてない人は必須。

131・CAPTAIN FUNK/DANCING IN THE STREET

 日本のノーマンクック(ウソです) キャプテンファンクも初登場ですか。これは相当楽しい。かなり楽しい。スゲー楽しい。これがあったら暫らくは他は要らない。朝から聴けば一日元気。昼聞けば午後は元気。夕方聴けば夜は元気。夜聴けば眠れなくなる。最近のオイラの口癖「キャプテンファンクさいこ〜」 誰かが、「これを車でかけていた時に暴走族に囲まれたけど、全然怖くなかった」って言ってましたけど、それがハッタリに聞こえなくなる音楽。アルバムはもうすぐ? 心して待つべし待つべし。

132・ROVO/imago

 前作では「トランスロック」だったジャンル分けも今作は「スピリチュアルコア」にグレードアップ(?) けどね、こんな音楽をジャンル分けできません。「人力ドラムンベース」ってのが一番わかりやすいんですけど…その昔スクゥエアプッシャーさんが人力ドラムンベースに果敢に挑戦した割にはジャズとドラムンベースの中途半端な合いの子みたいな出来でオレ氏が結構落胆したという素晴らしい過去がありますが、その前にロニサイズ先生がアカペラドラムンベース(ってもうドラムンベースの定義逸脱してません?)をかましてみたり、ってスネアとベースラインをほぼスキャットでやっただけですけど、そういえばスカパラが「人力テクノ(byサエキけんぞう)」とか言ってバカやり始めた頃からオイラの聴く音楽も暴走し始めたんだよな、ま、そんな偉人達が試行錯誤している隙に、スッと出てきて、ドデスタンタンやったらあーらびっくり人力ブレイクビーツみたいな。そんな感じの一枚。わけわかんない文章やな、とお思いでしょうが、CDの中身もこれと同じ位わけわかりません。是非みんなにも聴いて欲しいなあ。って言うか、聴け(卍)(このネタもベタ)

133・V.A./STYLE #09 Tomoyuki T.

 ノンストップDJ集「STYLE」も9作目。オイラが持ってんのは、大分前に出たD'N'Bの奴だけですけど、そのうちキャプテンファンクのも買います。それはいいとして、今回はデブ田中知之が登場。最近(でもないか)の彼の仕事とか他人仕事の元ネタを勝手につないでます。これが延々と31曲も続くんですけど、これって途中で飽きるんよね。もちろんどれも少し(2分ぐらい)しか入ってない訳で中途半端なところで終わっちまうし、これ聴いて気に入ったのがあれば買って下さいってことなんでしょうか。金出してまで宣伝聴かされる気にはなりませんけど、ま、ヘボ映画よりはるかに優れたTVCMも存在する訳で、そういう意味では商業音楽もいいもんかと。でもこういうのは商業音楽とは言わない。結局のところ、デブの小ネタ集がギッシリ詰まった一枚。でも一貫性はない訳で、あんまり持ってなくても良いかもな一枚。

134・電気グルーヴ/VOXXX

 発売前からやたら前評判が高かった一枚。当然のように無茶苦茶期待してたんですけど、これは凄い。電気史上最高傑作。曲のタイトルだけで5分は笑えます。もちろん聴いてる間は笑いっぱなし。前作「A」があれだけ売れて、一部のバカ(オレ)が「すわ、電気も道を踏み外すか!?」等とヤキモキしていましたが、そんな不安を完全に払拭する一枚。ハッキリ言って「A」の電気しか知らない人は聴いちゃダメです。危険です。多分、CDを割る運命になると思います。悪いことは言いません、多少遡って、「人生」ぐらいを聴いてからにしましょう。こんなもん「A」の1/10も売れません。でも「A」の10倍はキてます。発売日の次の日には「ところで大魔人、今日は何個?」「う〜ん、明日試合ないんで、目標7個」とか絶叫していたオレ氏。「ハロにちわ」と叫ぶスペースインベーダー。全世界で増殖中。これを聴かずして21世紀は迎えられない! 多分。

135・SPEED KING/SPEED KING

 相変わらず暴走を続けるスカパラ(ドラムはフィッシュマンズから欣ちゃん)にFPM=デブ田中、Dr.YS=サワサキヨシヒロ、その他マニピュレーターにVJまで加わってバカ大会なユニット。ヒヤムタ氏とデブ田中との「smoke on the waterの四つ打ちがあったらいいね〜」ってな飲み屋の会話から生まれたという話。こちらも相当キてます。中身は、スカ+ドラムンベース+ロック+ブレイクビーツ+テクノとかそんな感じ。今までスカパラがジャスタでやって来たことの集大成。そんなわけでこれはCDですけど、ジャスタから発売。1つ疑問なのは、スカパラのメンバーがこういうスタイルに満足しているのかということ。マークみたいに抜けたりするマンバーが出ないか心配です。ただでさえ入れ替わりの激しいバンドなんで。

136・jeanne/jeanne

 朝本先生がプロデュースしてるからという理由だけで買ってしまった一枚。当然試聴なしのプロデューサー買いだったんですけど、これはツマンナイ。何がつまらんかって、ヴォーカルが至って普通。何の個性も感じられない。ありがちと言うか、ありふれたと言うか。まあ、結局はオイラの好みなんですけど、やっぱり個性的な声の方が聴いてて楽しくなると思いません?

137・YUKARI FRESH/CITYRAMA

 ユカリフレッシュ一年ぶりの新作。小西とか、デブ田中とか、レディメイド界隈の人が絶賛してたんですけど、そこまで良い出来だとは思いません。何か、リミックス集と言うか、トリビュート盤と言うか、新作って感じでもないし。ま、個人的にはスキャフルの「ユカリンベース」は、かなり馬鹿馬鹿しくて良かったです。それだけ、かも。去年エスカレーターから出た、スキャフル名義のCDを注文したんですけど、未だに来ません。あれって限定盤でしたっけ? 情報求む。

138・port of norts/more than pradise

 まったり、まったり。脱力、脱力。相変わらずなボサっぷりを発揮している二人ですが、これには前作「complain too much」収録の「you gave me a love」のchari chari mixが収録されています。オイラもchari chariは名前聴いたことあるだけの人でしたが、う〜ん。元々すごくイイ曲なんで、こういうリミックスはどうかと思うんよね〜 「it's all right」のリピートも疑問。ま、このフレーズ聴いただけでこの人達にはまってしまった人(カワヅ氏)もいるにはいるんですけど… ま、他に関しては取り立てて言う事もないです。日本語詞だとどうしてもクサくなるんですけど、クサくてもオケがいいから、許す。ま、歌詞なんて聴いちゃいないって言うのが本当なんですけど。

139・fatboy slim/fatboy slim's greatest remixes

 一時の全世界規模の盛り上がりも落ちつき、っていうか最近あんまり話を聞かなくなってしまったノーマン=クック船長ですが、こんなもん出してました。数ヶ月ぶりに鹿児島タワレコに行って、試聴して「何にも変わってね〜な、この人」とか思いつつも、しっかり左手に握り締めてレジに向かってしまったという、分かり易い一枚。最近、何かの車のCMでビッグビートが流れてて、「ノーマン臭い」等と勝手に思いこんでいたんですけど、どうも分かりません。誰か知ってる人がいたら教えて下さい。それはそうと、このCDですけど、他人作品のリミックス集の模様。って、英語読めねえから良く分からんのやけど。で、一番気になった(お気に入りではない)のは、mighty dub kats「magic carpet ride」っていうののリミックスなんですけど、その名も「fatboy slim latin ska acid breakbeat mix」。なめてんのか、コラ。っていうぐらいゴチャゴチャした一曲。けど、確かにこのタイトルの通りなんで、余計に厄介。余計に楽しい。

140・captain funk/style #08

 予告通り買いました。そんなにすぐに買う気はしなかったんやけど、鹿児島タワレコで何故か試聴機に入ってて(去年の4月発売)、チラッと聴いたら思いのほか良かったんで。以前試聴した時はそこまでイイと思わんかったんやけどねえ。こちらも生協で買いました。おかげでタワレコのポイントは全くたまりません。半年で40ポイント行ってませんから。で、中身だってば。例の如く、自分仕事と他人仕事を繋いで繋いで、まるでそこに大江君がいるみたい〜とまでは行きませんが、結構な代物でしょう。「one step beyond」も入ってるし。他も有名どころ(言い変えればベタ)から色々引っ張ってきてます。「なんちゃってクラブミュージック」愛聴者としては外せない一枚。可はあるけど、不可はなしって所でしょうか。(注・「なんちゃってクラブミュージック」とは、クラブなんか行ったことのないカワヅ氏に「これがクラブミュージックというものに違いない」と勝手にレッテルを付けられている悲惨な楽曲・アーティストを指す。主なものにram jam worldがある)

141・フジタブレンダー/holiday plug in!

 この前買ったトランソニックのコンピに入ってました「大統領の忙しい一日」。あれをカワヅ氏が気にいってた事は前にも書いたとおりなんですけど、その勢いで買ってみました。今、日本でフジタと言えば、元新日な藤田か、剣客商売(渡部篤郎がカッコ良すぎるんで見てたんやけど、最近見てません)な藤田か、マリーンズな藤田か、あるいはブレンダーなフジタかっていうぐらい、カワヅ氏の中では重要人物。これも分かりやすいんよね〜 ま、相変わらず口では表現できんのやけど、ヘタレ音楽の三元素で言えば「楽しい」の一言でしょう。あ、でも「面白い」でもあるんよねえ〜 やたらポップで非常にヘタレっぽいしい〜 もう言う事ないしい〜 みたいなあ〜 そんな感じです。あと、内ジャケ、バカです。フジタブレンダーはデザイナーもやってるそうで、常盤響みたいなもんですね(違うと思う)。もしくはグルビやね(これも違う)。

142・save ferris/modified

 あ、出てたんですね二枚目、な一枚。鹿児島タワレコで見かけたんやけど、生協で注文して買いました。だって15%引きやし。国内盤は大学生協で買いましょう。貧乏学生の鉄則。それはいいとして、デビュー盤な前作の出来はほぼパーフェクトで、カワヅ氏の心をグッと鷲掴み、ってな感じでした。今作はその手の力入りすぎて心破裂的な、惜しい一枚。色々やろうとしてます。スカコア/パンクの枠にとらわれずってのはいい事だと思いますが、まだ空回りって言うか、スカな作品の出来に非スカの作品が追いついてない。早い話、非スカの曲はつまらん、と言いたいわけで。別にスカをえこひいきしてる訳じゃないですけど(説得力ないな、この発言)、事実ですし、全体としても前作の方が上でしょう。一年ぐらい前に出たシングル「ゲバゲバマーチ」もあんまりパッとしない出来だったんで、どうかな〜とは思ってたんですけど。ま、いいや。スカ曲は相変わらずいいんで、これからも頑張って欲しいです。日本には来ませんかね〜 ライヴ見てみたいんやけど〜

143・ram jam world/Re.

 ラムジャムの去年のアルバムからのリミックス集。あれやね。普通のリミックス集。feat. SPEECHな「nothing without you」のDJ HASEBE remixも入ってますけど、基本的にラムジャム好き以外の方には不要な一枚。でも、この前出たアルバムは充分買う価値があるんで、買いましょう。で、久しぶりにタイアップ付き。天下のコカコーラのCMソングらしいんですけど、聴いたことないっす。本当に流れているのか怪しいところ。でも、間違ってもこれで売れたり、っていうのが絶対無い所もオイラが好きな所。こんなもん普通に地上波で流れるようになったら、日本は終わりです。

144・pizzicato five/REMIXES 2000 

 ジャケ見て「なんや、小島功みたいな絵やな」とか思ってたら、本当にそうだったりして。これ野宮? 似てねえ。しかもピクチャー(っていうかフォト)CDなんですけど、相当趣味悪いです。勘弁してください。良い子が間違ってCD見ちゃった日には泣き出しますよ、これ。で、タイトルの通りリミックス集なんですけど、小西セルフミックス、岩村学、キュビズモ・グラフィコ、池田正典、コモエスタス、須永辰雄とベタながらも豪華な、いや豪華では無いけどそれなりに聴きごたえのある面子が揃っております。どうもパチモン以来この面子を目にする事が多いような…小西の「ダーリン〜」は弘田三枝子がヴォーカルとってるんですけど、これが相当素晴らしかったり。一方コモエスタスは野宮ヴォーカルですけどリミックス具合は素晴らしんで、これは弘田ヴォーカルのコモエスタスmix希望。いや、別に野宮が弘田三枝子より劣ってるって言ってんじゃなくて、この曲に関しては弘田三枝子の唄いかたの方が好きっちゅうだけで、ハイ。実際、須永mixな「パーフェクト〜」は弘田ヴォーカルをいじってるんですけど、この曲に関しては野宮が歌うべきです、絶対に。というわけで、弘田三枝子を三顧の礼でピチカートに迎えて、ピチカートは3人になる、と。これ書いてたら、弘田三枝子のアルバム欲しくなっちまった…

145・COMOESTAS/LAST MAMBO IN TOKYO

 いつのまにか新ユニットになっていた、コモエスタ八重樫とその周辺の人々ですが、はっきり言って何やりたいんだかよくわかりません。5thの時はやたらとウラのある音楽が多かったような気がしますが、今作は別にそういうのが感じられないって言うか、もう遠い先を見てるのかもしれませんけど、追いつける気もしないんで、とりあえず、本土最南端の田舎県から指を咥えて憧れておきましょう。でも凄く楽しいんで、いいです。しかし、マンボなんて全く聴いたこと無いんで、これ聴いて「これがマンボか!」なんて思い込むことがないように、普通のマンボも聴きたいですな。パラダイス山元? あれはどうなんですかね。タモリ倶楽部での印象が強すぎて…

146・hot hip trampoline school/品

 前作はヒヤムタ氏がプロデュースと言うことで買いましたが、今作はヒヤムタ氏じゃないです。でも買いました。ヒヤムタ氏云々を抜きにしても勢いのあるいいバンドです。最初聴いた時「スリル化してない?」ってツッコミ入れてたんですけど、前作に比べても格段に質が上がってます。オイラでも気付いちゃうくらいだから相当上手くなってるんでしょうけど。前作にも入ってた「brass rockers」の新録も入ってるんですけど、やっぱりそういうのを感じたりするわけで。で、問題はジャケ。これだけの高品質ながら、ジャケが滅茶苦茶。しかもタイトルは「品」。これはジャケ買いしません。どこぞのコミックバンドだと思い込むこと間違いなし。帯には「立ち技最強」とか意味不明な事書いてますが、ジャケではSTF。なんで?

147・KEMURI/旅

 ケムリのライヴ盤。ケムリなんかライヴ聴いてナンボのバンドですから。「買い」でしょうけど、もう一つ迫力に欠けると言うか、ま、オイラも去年一回行っただけですから偉そうな事言えませんけど、こんなもんじゃ無かったです。ま、ライヴ盤っていうのも限界がありますし、仕方が無いのかもしれませんけど、これだけ聴いて「なんか粗い」とか感じるかもしれん。でもそれは大きな間違いで御座いまして、ま、いいからライヴ行きましょう。なるべく小さいハコで、前列で野郎に揉まれながら「フミオォォ!」叫ぶのが一番です。あ、でも眼鏡は外しましょう。壊れます。(経験者は語る)

148・bonnie pink/let's go

 ヘタレ音楽の女王ボニピン。今作でアウト。残念ですがもうついて行けません。結局トーレの力か… つまり、NYに行ってゆっくり休養とって、本当に自分のやりたい事をやり始めた結果がコレなら、カワヅ氏の聴きたい音楽とのズレ(というかまるで別物)は明らかですので、もういいです。「癒し」とか意識して作られても、ねえ。作ったら「癒し」なものだった、ってんならいいけども。オイラは「癒し」が必要なほど疲れてないし。何か死んだ鯛みたいな、覇気の無さ。確かに神経削ってまで前作みたいなの作れとは言わんが。けど、相変わらずこの声は好きですし、メロディも丁寧なんですけど。多分昔みたいなんは作らんやろうし、もういいです。

149・tahiti 80/PUZZLE

 巷で評判だった一枚。カワヅ氏は半年ほどタワレコに行かなかったせいで手に入れられず。仕方が無いので、国内盤が出るのを待っていたら、今更な一枚に。確かにあそこらへんの人が喜びそうな内容ですが、カワヅ氏にとってはどーでもいい内容でした。だからこのへなちょこヴォーカルが気に食わないわけで。但し、音楽的には○。

150・浜崎あゆみ/ayu-mix U version JPN

 記念すべき150枚目。オイラの人生で最も買うのが恥ずかしかった一枚。本当は発売日に買おうと思ってたんですけど、恥ずかしかったですし、この人のならすぐ中古市場に出まわるだろうからってな理由でちょいと待ってました。で、この浜崎あゆみ女史の歌謡曲を福富君、今は無きLaB LIFe、サニーデイ曽我部、デブ、昔なつかしCMJKらがリミックス。面白かった、というか意外だったのは曽我部氏のスカミックス。この人スカできるんですね。見事なスカっぷりでこればっかい聴いてます。宮崎泉のはいま一つでした。チャンチャン。

151・ROVO/PYRAMID

 日本最狂・最凶のお笑いバンド、ROVOの三枚目か二枚目か、それぐらい。前作「imago」買ってからそんなに経ってないんですけど、あれの出来が良かったんで、こっちは即買い。43:16の1trackのみという離れ業をかましていますが、途中数分は「あれ、壊れた?」とプレーヤーを叩きたくなるような中身。ジャンル的にも全く理解不明な「トランスロック」→「スピリチュアルコア」と来て、三作目は「ピラミッド」って更にわけわかんね。でも前作からの流れとも少し違うようで、だから文章では絶対に表現できない訳で、帯では松山晋也が頑張ってライナーノーツを書いてますが、こんなもん読んだって何にもわかりません。百読は一聴に如かず。聴きましょう。しかし、こんなもん一体誰が聴くんやろ? 

152・CORNELIUS/96/69

 鹿児島に来て数日後、ふと聴きたくなったのでCDラックを漁ってみるもみつからなくて「そう言えば、オレ持ってないやん」ってな具合な一枚。高校時代は何故かかなりのヘヴィローテーションだったんですけど、それはY井の部屋に出入りしていたせいで。で、上記の宮崎遠征で880円で購入。中身はもういいでしょう、今更。リミキサー陣も豪華。

153・和田アキ子/DYNAMITE-A-GO-GO!!!

 「日本のR&B=和田アキ子」であり、今のけったいな「J-R&B(意味不明)」の流れの出発点は和田アキ子だと。好きなアーティストにホイットニーやらローリンやらを挙げるより、「幼少より和田アキ子を聴いて育った」と。和田アキ子は結構偉大。そんなステキなおばちゃんを小西康陽、島野聡とかがプロデュース。これとコモエスタ八重樫がやったやつと、朝本先生がやったやつを手に入れれば、オイラ的には完璧。

154・岩村学/This is how I feel about JAZZ 

 「食わず嫌い」つーのんは、「絶対に食わない位嫌い」って意味なんですかね。オイラはてっきり「食わないくせに嫌い」って意味だと思ってたんですけど。ホイ、広辞苑。「1:食べたこともなく、味も知らずに嫌いだと思い定めること。2:(比喩的に) 妙味や真価を悟らないでわけもなく嫌うこと。」 で、ジャズです。正に食わず嫌い。嫌いじゃないんだけど、入り口を探す間に数十年。未だにきっかけがなかったりして。岩村学が考えるジャズはこうだそうです。ふ〜ん。多分、ジャズを多少なりとも知っている人にはもっと楽しめる一枚なんでしょうけど、オイラとしては普通に「こういう音楽はヨイ」としか言えないわけで。ジャズお勉強して聴き直し。でも、このまま聴いても充分面白いんで、多分勉強しません。

155・ロケットマン/ロケットマンデラックス

 片割れ小西康陽がまさかの脱退で、ふかわりょうのソロユニットとなったロケットマン。小西が抜けた分、色々なアーティストにプロデュースしてもらってますけど…その面子はエレハチ坂井壱郎、田中知之、福冨幸宏、コモエスタ八重樫、小西康陽ともう言い飽きたけど宇宙一ベタ。肝心の中身ははっきりいって前作の方がまだマシ。今回は滅茶苦茶です。ふかわりょうも相変わらずはまればすごく面白いんだけど、はまらないとかなり悲惨やし、楽曲も「これは手抜きやろ」とツッコミを入れたくなるようなものでした。っていうか、あんまり新しさが無いと言うか、今までのネタの焼き直しと言うか。この人たちの作品に触れる機会が以上に多いので仕方が無いのかもしれませんが。それにしても無茶苦茶。

156・thee michelle gun elephant/CASANOVA SNAKE

 ライヴが近いので予習のための一枚。かなりのヘヴィローテーションかけてますが、ライヴに間に合うのか…間に合うって、何が? で、今のうちに聴いとけミッシェル。気がついたらブランキーみたいにいきなり解散で「あー、行っときゃ良かったぁ」という惨事にも成りかねない今日この頃。で、中身。この前のシングルが結構ゆっくり目の曲だったんで、「もっと激しいのプリーズ」状態のカワヅさんが「たまんないっすよ、チバさん!」ってな完全に男汁臭い世界な感想が溢れる、男気な一枚に仕上がっておりますって、この方々昔から男臭い。で、ライヴはどんな感じかが非常に気になり、今度は腰を痛めないように背筋を鍛えて、鍛える間は常にかけっぱなしって、さっきヘヴィーローテって言ったじゃん。毎日、一日四十六時間聴いてます。で、結局はライヴ万歳だと、思う。そういうバンドだと、思う。思うだけなら無料。確かめるのは有料。3059円の価値を確かめるために3300円払う。3300円の価値を高めるべく、3059円払う。何だかんだ言ってアーティストの実力はライヴで測るべし。左脇えぐりこむように。

157・和田アキ子/あの日によく似た青い空

 つーことで、ステキなおばちゃん和田アキ子を朝本先生がプロデュース。作曲はもちろん朝本先生で作詞は森若香織。う〜ん、ベタ。ついでに先生&吉村健一の「PIANO DUB MIX」付き。で、オリジナルのほうもダブっぽくて歌謡曲。ダブ歌謡。SILVAみたいな軽い奴を予想してたんですけど、このどんより感もまた一興。最近無茶苦茶忙しそうな朝本先生も遂に和田アキ子まで操るようになり、あとは美空ひばりの音源をリミックスすれば邦楽は制したも同然。そんなわきゃない。んでもって、DJ AKIHIRO YOSHIZAWAという人(ゴメン、不勉強でどんな人か知らん)の「古い日記」のバカリミックスも入ってます。この曲こんなタイトルやったんやね、な感想大。

158・テイ・トウワ/火星

テイトウワのフィーチャリング大作戦。今回はクラムボンから原田郁子。クラムボンは一枚も持ってないんですけど、彼女の声とか歌い方とかはボチボチ好きなので、期待してた一枚。あれですね、やっぱり、クラムボンでの印象とちょっと違うような。オケがテイトウワってのが大きいんでしょうけど、更に個性的な、何やろこれ… ヴォーカルをメインに考えるか、あくまでも楽器の一種と考えるかって言うのがあって…いや、ないけど。兎に角、これは後者だと。そんな気がする今日この頃。あああ、よくわかんね。凄く好きな音楽ではあるんですけどねえ。

159・東京スカパラダイスオーケストラ/フィルムメイカーズ・ブリード 頂上決戦

ギターに加藤隆志をパーメントメンバーとして、ドラムは欣ちゃんを助っ人に迎えてのシングル。「フィルムメーカーズ」つーのんは、黒澤明、深作欣二、塚本晋也の事だそうで、ヒヤムタ氏の個人的な趣味の模様。そのヒヤムタ作曲のタイトル曲は「火の玉ジャイヴ」系のグルーヴナンバー。続いて、ダブ、ピアニカスカと3曲ばらばらながらもスカパラらしい一枚に仕上がっております、と。で、秋のライヴハウスツアーが決まり、鹿児島にも2年ぶりに上陸。CDを質に入れてでも行くべし。

160・V.A./PUNCH THE MONKEY! 3

初夏の風物詩パチモンも早3年目。一説ではレディメイドの稼ぎ頭で、これのおかげであのレーベルはもっている、とも。個人的に凄く期待していたダンス☆マンは、まあまあでした。もうちょっと崩しても良かったんじゃないか、と。あと、御大小西は相変わらずのベタベタながらも結構イイ出来。あと、爆笑してしまったが田島貴男とクレイジーケンバンド。この脱力感はたまらん。特にクレイジーケンバンド。最初、聴いた時は「こんなバンドのどこがいいのん?」って感じでしたけど、最近では「こりゃたまらん」と。ある意味、ミッシェルに近い(大嘘)ものがあったりして。男臭いって言う一点だけやけど。あ、でも全体としては、前2作には及ばないんじゃないかと。ま、小西の個人的趣味実験リーグみたいな作品。

162・POTSHOT/To that light

アルバム13万枚売ったインディーズ界の化け物アーティストポットショットのマキシシングル。ポットショットのシングルと言えば、例の二万枚限定500円ってを思い浮かべますが、今回は800円で多分限定なし。まだ間に合うので買いに行くべし。一曲、オーセンティックなゆっくり目のがあるんですけど、先日のライヴではこれでも泳いでるバカがいました。死ねい。いや、泳ぐのが悪いとは言わんし、泳いでる奴に頭蹴られても構わんけども、もうチョイと頭使って楽しむべきだ、と。「ストレス発散の道具に成り下がった」と言うのが真実になっちまう前に、と危惧する今日この頃。あ〜でも演奏する側はそれでイイってんならイイけど、少なくとも音楽が好きで聴きに行ってる(騒ぐのが好きで聴きに行ってるんじゃない)カワヅさんは苦言。しつこいけど、音楽の楽しみ方は人それぞれやけど、スカで泳ぐのは止めてくれ。そんだけ。  

161・ScafullKing/SCAtegory

生協に注文してたんですけど、2ヶ月近く待たされっぱなしで半ギレカワヅさんは結局タワレコで買った、と、曰く付きの一枚。それはそうと、スキャフルの3枚目アルバム。日本のスカコアシーンでは多分一番のホーンセクションを擁するスキャフル。今作も非常に聴き易い正に「グルヴィー」なナンバーが揃っております。あ、スカコアって書きましたけど、もうスカコアなんかじゃないです。そんな枠じゃ括れないぐらいの見事な暴走っぷり。聴いてて本当に楽しくなる傑作でしょう、これは。ちなみにキューピーの宣伝で流れてるのはやっぱりこの人たちでした。あんなラッパの使い方する連中はこの人たち以外にいません。でもそれは音源化されてないらしくって、強く音源化希望。

 

オマケ(オレのコラム 音楽編)

 とりあえず、99年の名曲ベスト5。スカパラ/火の玉ジャイヴ、r.j.w./Bluesy Baby、モーニング娘。/真夏の光線、モーニング娘。/LOVEマシーン、プッチモニ/ちょこっとLOVE、以上。今年はつんくにやられました。ま、これはかなりエエ加減に選びましたんで、暇を見て全部聴きなおして改めて選びます。あと、99年の名盤も。

 久しぶりにライヴ行きました。マッドカプセルマーケッツ@鹿児島キャパルボ。試験続きでかなりストレスたまってたんで、年甲斐も無く真ん前まで突き進んで行って跳んでましたが、眼鏡は飛ぶわ(その後残骸となって発見→ヨネザワ行き)、脚は攣るわ、腰は痛いわ、汗でぐしょぐしょだわで、ライヴが終わる頃には廃人みたいになってました。しかし、マッドの曲ってほとんど知りません(オイラ的には試聴機アーティスト)。わけもわからず拳つき上げて「オォー」とか言ってましたが、相当楽しかったです。でも、知らん曲でも余裕でキレられるぐらいじゃないとライヴなんか行けません。それにしても体中が痛い。しばらくはライヴはいいです。でも、3月の終わりと4月の始めにゲルググとギターウルフが来るようで、ギターウルフにはもれなくギョガンレンズもついてきたりして、行きたいですけど、身体がもたん。キリンジでも行って、和むか…

 パチモン3、懲りずに出るらしいです。小西の他は、田島貴男、岩村学は判明。あと、ダンス☆マン! 当然カワヅ氏が期待するのは「LOVEマシーン」&「ちょこっとLOVE」remix集…これは絶対やるべきでしょう。メンツは日本一ベタなメンツで。ついでにサイケアウツ、クレイジー・ケン・バンド、MUROが参加の模様。発売日は6月21日。

 POTSHOT@キャパルボ、何故か余裕で取れました。2000円。う〜ん、安い。

 と、思ったら次の日試合で練習サボれない模様。アイタ。

 屈辱の眼鏡破壊ライヴ(マッドカプセルマーケッツ)から4ヶ月、3回目のキャパルボはミッシェルさんでした。整理番号429にもかかわらず、何故か当日は番号チェックが無く、並ぶままに入場してしまう有様。で、可愛いビー部の後輩に「カワヅさん、リストバンドがあったら買ってきてくださいよ〜」と言われていたので、お土産1ゲット。で、可愛い弟(浪人中@北九州予備校)は生粋のミッシェルファン(オイラはミーハーなだけ)なので、おみやげ2としてTシャツゲット。はいライヴ貧乏。そんなこんなでフライヤーの中にFUJI ROCKのフライヤー。相変わらず無茶苦茶豪華な面子で行きたくて仕方がない今日この頃。でもどう考えても日程が合わない今日この頃。スカパラでないんですかね。でもヒヤムタが何か企んでるらしいんで、期待。いい加減ライヴの話をしましょうか。カッコ良かった。以上。だって他に書くこと無いもん。確かにHEYHEYHEYとかにニヤニヤしながら出てるような腑抜けかもしれませんけど、こんな日本の最果てでこれだけのライヴみせてくれるなら十分。売れてもあんまり変わらないって、スバラシイ典型。で、ヴォーカルがやたら聴きづらかったんですけど、リズムセクション気合入りすぎ? 

   

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