
(2001年1月〜)
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209・DANCE HALL CRASHERS/LOCKJAW え〜二回目ですな。ダンスホールクラッシャーズ。前回書いた「ヨシウラがジャケ買いした」ってのが、これ。プロデューサーにスペシャルズやってるストッカーを迎えて、スカポップやってます。相変わらずホーンレスなんですけど、そのせいかどちらかというとスカ色は弱め(あ、でも裏打ちはしっかりとってます)で、非常に軽い印象が。femaleのツインヴォーカルってのもあるんだろうけど。でも、POTSHOTみたいな上滑りしてる軽さじゃなくて、芯のある軽さ。あ〜わかんねえな。ま、特記する事は無いでしょう。ホント「ジャケの割には中身はフツー」というヨシウラの発言は的をえていると言うか、もはや名言。フツーのスカポップです。聴き易くてオススメではあるけど。 210・JEFF BECK & THE BIG TOWN PLAYBOYS/Crazy Legs いきなりジェフ=ベックなんか出て来るあたり、カワヅさんの音楽嗜好がいい加減だということの表れなんですけど。去年の今頃、ベックを買った気がするので。でもベックの新譜は出ないので、じゃ、ジェフ=ベック。完全にギャグ。でも、聴く音楽選ぶ時なんかそんなもんでしょ。大学選ぶ時もそんな感じだった人間なんで。ジャケのお姉さんが気になったんで買ったんですけど、ジェフ=ベックがどんなヒトかも全く知らない(ギター弾く人?ぐらいの印象)ので、初めて聴いた時「あ〜ら意外と甘い声なのね〜ん」とか思ってしまったんですけど、ヴォーカルは違うヒト。ジェフ=ベックはギター弾いてるだけ。で、これってなんかカヴァー曲ばっかりみたいでやたら古臭い。21の若人が聴く音楽では無いな、としみじみ。ジャンル的にこういうのはどう分類されるんかいな。これがロックンロールなの? あれ、プレスリーとかの音楽。あんな感じ。そんな表現しか出来ね。 211・BIG AUDIO DYNAMITE/TIGHTEN UP VOL.'88 今回の大ハズレな一枚。ジャケで黒人の兄ちゃん姉ちゃんが楽しそうに踊ってて、横では皮ジャン(?)着た、悪そうな兄ちゃんがそれを眺めているという、意味深なジャケ。しかもバンドの名前が「ビッグオーディオダイナマイト」ってば、何かスゲーもんが聴けるんじゃないか、って期待して買ったら、とても聴けたもんじゃなかったっす。退屈っす。ツマンナイっす。88年ちゅーたら、日本では天下の小室哲哉が名作「CAROL」を作った年ですよ、お父さん。そう言う意味ではあの頃の小室は凄かった、と。10年は時代の先を行っとった。いやまあ、すぐに抜かれたんやけど… 212・VALERIE LEMERCIER/CHANTE 今回の「マジっす。気づかなかったっす」な一枚。ジャケ見て「あ〜ええなあ」と思って裏見たらフランス語だらけで、読む気もせずに取り敢えず買ったら「これ聞いた事あるよ…」って。ヨコイだ…奴にもらったテープに入ってたよお。というわけで、ヨコイが書いた文章をパクリ…もとい、引用だ。サンプリングだ。 …これまたラパレイユ! ジャケットがとっても素敵なルメルシエの「シャントゥ」だが、中身もそれ位良い。ベルトラン・ブルガラ(このアルバムの、そしてルメルシエの、公私にわたるプロデューサー)のポップ・センスは個人的に「買い!」。ところで「シャントゥ」2曲目の「GOUTE MES FRITES」には<el>(カワヅ注・「e」の上には「'」)の貴公子 ルイ・フィリップがコーラスで参加。どこを切っても「ポップ!」な名盤。… これもらったの浪人の時だから、3年前か。当時ラパレイユラパレイユうるさかったヨコイもその後「ほとんど売った」とぬかしておりましたので、多分これに関しても若気の至りなんでしょうが。勝手に引用して良かったんかな。ま、いいや。で、ヨコイの文では何が何だかわからないので、ビギナーカワヅさんがわかりやすく説明しましょう。これは〜フレンチポップやねえ。以上。 213・COOL WISE MEN/BAD SKA クールワイズメンはお初。つーかこれが初アルバムなんやね。10人6管の大所帯ですが…これが無茶苦茶カッコイイ。オーセンティックスカなんやけど、「Samba do Orfeu」のカヴァーしたりしてて、凄く遊び心があって、だからと言って全然手抜きじゃなくて、相当上手いし。で、踊り出さずにはいられない、「あ〜スカって素晴らしい」とか叫びたくなるような一枚。あ〜あんまりごちゃごちゃ言っても無駄だ。聴きましょう。 214・Blue Meanies/Full Throttle スカコア。早め。パンク−スカぐらいの感じ。特記事項無し。つーか、下品なスカってばサイテ〜。いや、それはウソやけど。あんまりこういうのは好きじゃないんで。ゴメン。ジャケは何かテクノかハウスっぽいんやけど、「スカコア」の所に置いてあったので買ってみただけ。 215・Voodoo Glow Skulls/The Band Geek Mafia アメリカのスカコアバンドの中でも多分一番有名なバンドではないかと…いくらスカコアでも海の向こうまではあんまり把握してないんで大きいことは言えないんやけど。で、ホーンの使い方も結構イイ感じで激し過ぎず、大人し過ぎず、丁度イイ塩梅なんやけど、ヴォーカルがちょっと癖があって、カワヅさんそこだけ引っかかって。中途半端に野太いと言うか、中途半端にハスキーと言うか。微妙な声。気になるな… 216・V.A./mo' down beat 久々に試聴機の前で踊ってしまった一枚。ブルービートが企画した日本のオーセンティックスカバンドのコンピ盤。一曲目がブルービートなんやけど、これがスバラシイ出来で、この時点で購入決定。続いてシルバーソニックス。スカに映えるはfemaleヴォーカルであることよ、と実感。これまたスバラし。次がクールワイズメン。もちろん踊りまくり。以下、9MILESとかLA-SKALLSとかDOBEMANとか名前は知ってたけど聴いた事無いバンドの曲がこれでもかって入ってて、2500円は安い。是非ジャパネットたかたでも売ってもらいたい位オススメ。しかし、ホント日本のスカシーンもこんだけ盛り上がるとは思わんかった。カワヅさんがスカパラ聴き出した頃なんか、まともにCD出してるスカバンドってスカパラとルード(でもインディーズ)ぐらいやったし。こんなスバラシイ時代に生きてられて良かった〜と今日もジャマイカに向かって感謝の心を忘れないカワヅさんであった。この幸せがずーっと続くとイイな〜 217・SKAD MISSLE/LIGHTS OF ORIENT 特に何の情報も無く、何の思い入れも無く、タワレコで「スキャフル・ケムリ好きの人にオススメ」と書いてあったからという理由だけで買ってみた一枚。一曲目なんか思いっきりスキャフルで、ホーンの使い方も凄く面白いんやけど、ヴォーカルがチョイ弱め。スキャフルがタガミ、ケムリがイトウフミオという強烈なフロントマンを擁してるのに比べれば、そこら辺がヘタレと言えばヘタレ。でもメロコア〜スカコアのバンドってこんな感じのヴォーカルが多いのかもねえ。でもオケはど真ん中なんで、確かにスキャフル好きの人にはいいかも。ケムリとはちょっと違うんじゃ、という気がしないでもない。ま、これからがスゲー楽しみなバンド。 218・SKA ROCKETS/Mood for Freedom スカロケです。前作に引き続き、2年ぶりの2作目で2回目。もう一回説明すると、福岡出身のオーセンティックスカバンドで、9人4管。この度メデタク自レベールを設立した模様。買うのは買おうと思ってたんやけど、タワレコに行く機会が無くてほっといたら、福岡のヴァージンで試聴して、これがたまらなくイイ出来だったんで、鹿児島に帰ってくるなり買い。で、前作よりも無茶苦茶上手くなってて、結構聴きごたえがあってヨシ。いや、前作がヘタクソだったとは言わないけど、やっぱスカパラとかブルービートとかと比べると、ちょっとキツイものがあったんやけど、今作はそんなこと無し。初期スカパラのような温かさとホンワカした雰囲気がたまらなく心地良いのであります。ん〜オーセンティックスカの中でもチョイ早めで、それがまた聴きやすいのかも。遊び心も豊富で最後には「さらば恋人(作曲・筒見京平)」を堂々とカバーしてて、これがまた良い出来。思わずギムラを思い出してしまい、ノスタルジックな気持ちになってしまう一曲。 219・pizzicato five/さ・え・ら ジャポン 21世紀のオープニングを飾る元旦発売のニューアルバム。でも福岡のHMVで30日には売られてたんやけど…それはいいとして、タイトルの「さ・え・ら」ってのはフランス語で「あちこち」とかそんな意味。いや、フランス語で表記したいんやけど、無理なんで一応それっぽいアルファベットを並べると「ca et la」ね。もちろん「c」の下には髭みたいなんがついてるし、「a」の上には「'」がついてる訳で…ここらへんはフランス語少しでもかじった人なら判る筈。はい、では中身紹介。track-1「一月一日」。もはや説明の必要はないでしょう「と〜しのは〜じめ〜のた〜め〜し〜とて〜」つー奴ですわ。スーパーバタードックから永積タカシを迎えて粛々とスタート。track-2「nonstop to tokyo」は松崎しげるヴォーカルという荒業。この曲ももう一年半も前の曲なんやね。「プレボ・プレガ」に入ってないな〜とか思ってたら、こんなどんでん返し。でもね、このヴァージョン気持ち悪い。大人しく野宮に歌わせた方が遥かに吉。track-3は「君が代」。何考えてんだかわかりませんが、よく聴かないと「君が代」ってわからないぐらい妙アレンジ。これは自主規制の対象ではないんですかね。清志郎はあんなに揉めてたのに。ま、別に冒涜してるわけではないんだろうから、小西にとっては「日本的な曲の一つ」でしかないんやろうね。カワヅさんもそういう大きな心が持ちたい。でも「君が代」歌わないヒトだから。track-4「さくらさくら」。雪村いずみをフューチャリングというまたわかりやすい行動に出てしまった小西。それにしても雪村いずみってば今いくつだ。音楽的にはやたら古臭さを狙ったんだろうけど、出来の悪い「みんなのうた」みたいであんまり好きじゃない。あ、cobaがアコーディオン弾いてます。カワヅさんも小学校の時はアコーディオン使いだったんで。でもバンドネオンとかの方が今は面白そう。絶対に触る機会はないのだろうが。とにかく雪村いずみと野宮のやたら似たもん同士の絡みが聴きたい方にはオススメ。track-5「現代人」。やっとピチカートらしい曲。いつも通りのピチカート。あ〜やっと落ち着いた。track-6は「キモノ」。スパークス(もちろん名前しか知りません。聴いた事ないのは当たり前、どんな音楽する兄弟かも知らない)を迎えてもまだまだピチカートっぽくて、落ち着き落ち着き。track-7が「fashion people」で、小西が考えるに世界で活躍している日本人音楽家は「サカモト、ヨーコ・オノ、チボマット、コーネリアス、そしてピチカート」であり、日本人映画家は「クロサワ、オオシマ、ツカモト、ポケットモンスター、タケシ・キタノ」であるという。ふ〜ん。track-8「アメリカでは」で、また雪村いずみが登場。更にデューク・エイセスまで連れてきてまたりして。この曲作詞は谷川俊太郎、作曲は黛敏郎というある意味日本を代表する表現者二人だったりするわけで、ヴォーカルアレンジには何故か高浪敬太郎。暇なのか。で、次のtrack-9で「ポケモン言えるかな?」を爆カヴァー。これは凄い。こんなスバラシイ曲だとは思わんかった。ポケモン恐るべし。track-10「グランバザール」を2回叫んだあとはtrack-11「12月24日」。スクーターズ(ゴメンナサイ、よく知らない)のロニーというヒトのヴォーカル。ちょっと鼻につくヴォーカル。ま、いいや。そのロニーに加えてロケットマンも最初にネタ披露。う〜ん、寒い! ちなみにスカパラ北原がトロンボーン吹いてて、そのせいかはいざ知らず、ちょっと裏打ちしてて、偏った聴き方をすればスカっぽいかも。ピチカートのスカミックスとか面白そうだと思うんやけど。逆もまた然り。track-12「スキヤキ・ソング」は横山剣ヴォーカル。バカ丸だしの歌詞で聴いてて爆笑。ナレーションは何故かマエタケ。あ〜あと何曲だ…track-13「東京の合唱〜午後のカフェで」ちょいシットリめのミックス。面子はシングルと同じで野宮&松崎しげる&ユウザロック★。ユウのラップが変わってる。菊地成孔のサックスがイイ感じ。次、track-14「さえら」は作曲・作詞ベルトラン=ブルガラで、もうピチカートでも何でもなかったりする。ベルトラン=ブルガラについてはヨコイにでも訊いて下さい。カワヅさんの守備範囲ではないです。仏語学科でもないし、好んでフランス音楽聴くほど暇ではない。track-15「大東京」。これだけ聴くと「東京って中国の街だっけ?」とか思ってしまう、結構壮大なストリングスの使い方。今作中、最も動ける音楽。結構好き。最後だ。track-16「愛餓を」。はっぴいえんどの「あいうえおの歌」(作詞・松本隆、作曲・大瀧詠一)のカヴァー。クレモンティーヌ連れてきて「おっはー」って言わせた上にこれ歌わせるんだから、小西のセンスはよーわからん。よし、終わった。全曲レヴュー。こんなに疲れるとは思わんかった、二度とやりたくない。アルバム全体の感想として、言いたいことは山ほどあるんやけど、書く気力がない。その内、書き足します。 220・fantastic plastic machine/beautiful. いつのまにかレディメイドを追い出され、エイベックスに移籍していたデブ田中。久しぶりのアルバム。その腹いせか、芸風が無茶苦茶変わってて、今回のテーマはタイトル通り「美」。スピード感溢れるブレイクビーツも、眠くなるようなボサノヴァも、踊り出したくなるようなバカさ加減も今作にはあんまり感じられず。「美」を表現しようとすると、どうしてもピアノソロだとかストリングスに頼りがちな気がするんですけど、案の定かなりの曲でストリングス使ってます。ま、仕方がないんかな。いや、悪いとは言わないけどもっと違う形で表現するぐらいでないと。これまで結構ベタとか言ってきたけど、その手法は結構斬新だったと思うし。そんな美しさへのこだわりは小西へのあてつけに違いないとか言う邪推はほっといて、やっぱ一番のお気に入りはtrack-2つーか、ほとんど一曲目な「beautiful days」。Haven L. Clayborne(誰?)と今をトキメクEGO-WRAPPIN'の中納良恵のヴォーカルが冴え渡っております。でもやっぱり個人的には前の芸風のほうが好き。今回のも嫌いじゃないんだけど、やっぱもう一つ物足りないと言うか。家でまったりしながら聴く分にはうってつけなんやけど。1st、2ndとバカ踊りしながら聴いてたのが非常に懐かしい。これって、あれやね。「teke me to the disco」のC/Wリミックス。あんなのがずーっと続く感じなんよね。 221・V.A./JACSON 5 REMIXIES 巷で評判のリミックス集。タイトル通り、ジャクソンファイヴの楽曲を小西、MURO、KENNY DOPE、MONDAY満ちる、U.F.O.、SMALL CIRCLE OF FRIENDS、クボタタケシ、小林怪、大沢伸一と言った錚々たる面子がリミックス。あれやね、一曲目が小西だと視聴した時の印象が無茶苦茶いいから結局買っちゃうんよね。これもそんな感じで買っちゃったんやけど、何かどれもソコソコで、突出して「これがいい!」ってのは無い。リミキサーの個性がスゴク出てて、判り易いのは判り易いんだけど。もうちょっとヒネクレタリミックスに走ってもよかったのでは。最近リミックスアルバムとか無茶苦茶出てるので、生半可な出来ではダメでしょう、多分。面子的には相当一流どころを揃えているので。ま、これだけの面子が揃うと判れば、リミキサーも冒険せずに敢えて普通に勝負してきたのかも知れんね。ちなみにこの中でも笑っちゃうのがしっかり自分でヴォーカルとってるMONDAY満ちると、これでもかって判り易い2stepぶつけてくる大沢伸一。しかし、キッズソウルって意外と面白いんやね。日本じゃ無理なんかね? folderのヴォーカルはその意味では結構期待してたんやけど、生理現象には勝てんよね。元気かいな… 222・TMVG/JET BOY JET GIRL TMVGの説明から。水本アキラと常盤響のユニット。以上。今は亡き「music roots」というそれはそれはスバラシイ音楽番組があったんやけど、スポンサービーイングの陰謀で地上波からは撤退。今はスカパーでひっそりと続いている模様。そんな番組をしきっていたのが水本アキラで相方常盤響も準レギュラーとして出演してました。で、その常盤響の本業はデザイナーでCDジャケとか本とか色々デザインしてて、有名なのは砂川くんの奴とか電気「A」、エルマロの二枚組(タイトル忘れた…)とかそんなん。でも音楽バカらしいのでDJもやっているという多才なお方。そんな二バカユニットTMVG初のアルバム。カワヅさんは一昨年出たYMOのリミックス集に入ってた「NICE AGE」のリミックスが大好きで、狂ったように聴いてて「アルバム出たら絶対に買ってやる」とか叫んでたんですけど、やっと出ました。で、中身。「あららららららら…」というのが第一印象。スゴク真面目にハウスリミックスしてやんの。面白くも何とも無い。基本的にハウスとかテクノとかよーわからんのやけど、相変らず面白いか面白くないかだけで聴いているので。ホント「NICE AGE」は完璧やったんよ。それに比べれば今作はクソボール球。打つ気もしない。今度はビッグビートリミックスにしてくれ。頼む。もうブームがとうの昔に過ぎ去ったことは分かってる。でも最後にちょっとだけ踊らせて。お願い。ちなみに言っておくと、ハウスとしては結構面白いんだと思う。「NICE AGE」を考えずに聴けばスゴクいい一枚。でもやっぱりあのリミックスの衝撃が強すぎて… 223・村田陽一ソリッドブラス/TIGHTNESS え〜オレチャにも度々顔を出すトロンボーン奏者村田陽一のユニット、ソリッドブラスの多分3枚目。この前、「3 Views Producers/3 VIEWS」を紹介したんですけど、その三人の一人が村田陽一。で、思いっきりジャズってます。こういうのはジャンル的には何と呼ぶんやろうねえ? ビッグバンドになるのかな? というか、ブラス7管にポンタドラムという多分他にはないだろうバンド形態なので。ラッパ好きには堪らない一枚なんやけど、やっぱちょっと大人向けと言うか、未だに「ジャス=オトナ」という方程式が成立してしまっているカワヅさんにとっては何か遠い存在。だから、聴いて踊り狂うとか言った感じじゃなくて、家でワインでも片手に聴いてそうな感じ。お茶の間ブラスとでも言いましょうか。素人耳に聴いても、巧いってのがありありと判るし。ハイレベルなラッパが聴きたいヒトにはお勧め。あと無駄に騒がしいラッパがダメなヒトにも。適度に騒がしいので。マーカス・ミラーと仙波清彦がゲストで参加してます。両人とも数曲の参加やけど、イイ味出してます。 224・AJICO/深緑 この前(と言っても去年だけど)取り上げたAJICOの初アルバム。ま、特に色々言う事はないんですけどね。UAをコーラスで歌う浅井健一。浅井健一をコーラスで歌うUA。どちらも贅沢。曲は全部ベンジーが書いてて、詞は基本UAのちょっとベンジー。ヴォーカルは基本UAのちょびっとベンジー。これだけ書いときゃ充分でしょ。UAでもブランキーでもないAJICO。ま、聴いて判断すべし。あ、終わった。レヴューは短いけど、よく聴いてる。秀作であることは間違い無いので。あとは好きか嫌いか。 225・AIR/MOON SAFARI エールです。エアではありません。フランスの二人組。基本はデジタルなんだけど、ちょいアコースティックも。でもね、どの曲もつまらないの。眠くなるだけ。名前だけ知ってたから買ってみたんだけど、期待ハズレなんてモンじゃなかった。多分未来永劫聴く事は無いでしょう。さようなら。つーか、やっぱりこういう音楽聴くヒトではないから。bdとかならまったりした中にも「ユーモア」があるんだけど、そう言うのが全然感じられん。ゴメンけど、これはパス。アンビエントとか全然わからんのよ。「心地良さ」ならダブの方が判り易いと思うし。 226・Transonic Jokers/(多分)Transonic Jokers 日田の古本屋で見つけた謎の一枚。500円。その名の通り、トランソニックで永田一直、サワサキヨシヒロ、げんしじん(これってあの「げんしじん」なんかなあ?)なんかが参加してて、ジャケデザインは常盤響。流石にこれ最初見つけた時は「何じゃこりゃあ!」って叫んでしまった曰く付きの一枚。96年発売みたいで、この頃はカワヅさん、トランソニックもサワサキヨシヒロももちろん知りません。と言うわけで、ドキドキしながら再生。あ、テクノだ。と言うわけで、テクノです。それも初期電気からバカさ加減を弱くした感じの。あ、でもこの頃の日本のテクノといえばケンイシイぐらいしか知らなくて(それも知ったばかり)、彼が「EXTRA」とか不朽の名曲(笑)を作ってた頃だから、これがチープなのか、ケンイシイが凄かったのか。カワヅさんはテクノに関しては無知なので、そこら辺の判断はできませんが、現時点では、永田一直もサワサキヨシヒロもケンイシイに負けないぐらいの腕っ節を見せてくれてるので…あ、ケンイシイがつまらなくなったんじゃって言う話は置いといて。まあ、もし中古屋で見つけたら、買っておいて損はないと思う。でも、わざわざ探して買うモンでもないと思う。で、最大の謎は何でこんなんが日田にあったのかと言う話で。 227・scudelia electro/traek はいスクーデリアエレクトロ。こちらは間違い無くスパイラルライフ片割れの石田小吉のユニット。これは580円。で、中身。スクーデリアってこんな歌モノだらけやったっけ? カワヅさん一枚しか持ってないから偉そうなことは言えないし、その一枚もここ二年ぐらい聴いてないので。まあ、オケは結構面白くて好きなんだけど、歌詞は相変らずどーでもいいや。デジタルとロックの融合なら、ブンブンサテライツがずば抜けたモノを作ってるんだけど、スクーデリアはデジタルとポップの融合みたいな。で、1stはデジタルが強めだったけど、今作はポップが強め、ぐらいかな。最近、気の効いた事書けねえんだよな。つーか、基本的に野郎ヴォーカルの歌モノ聴かないヒトだから。それでも、まー良盤。 228・NATALIE IMBRUGLIA/LEFT OF THE MIDDLE このジャケねえ。多分「bounce」か何かでチラッと見たことあるんよ。で、それが強烈に焼き付いてて、このジャケを古本屋で見かけたときに「あ〜これ見たことあるな…何だっけな〜」とか、頭抱え込んでみたりもするんやけど、相変らず洋楽の知識は無いので「これで買ってみて、フツーのアイドルポップとかだったら三日はへこむな」とか思いつつも安かったので購入。やっぱり580円。で、一曲目…ああこれ聴いた事あるわ、って、某飲料水のCMソング。でも、そのCMを初めて見た時も「なんで今頃こんな曲使ってるんやろ?」とか思った記憶があるので、それ以前に絶対に聴いた事あるはず。まあ、昔はラジオとかよー聴いとったからねえ。というわけで、考察。元々、ドラマとか出てたヒトみたいで、後から音楽始めた…カイリー=ミノーグっぽいのか。でも、あっちよりこっちのが好き。至って普通のアコースティックポップやけど。まあ、フツーのアイドルポップと言えば、その通り。ああ、ダメじゃん。というわけで、ジャケと言うのはCD買うときに大きな指針になります。騙されないようにしましょう。ちなみに今回は騙されたとは言ってません。1000円やったら買ってないから(笑)。 229・川本真琴/川本真琴 ブックオフとかの古本屋を回ってると、500円ぐらいでアルバムが叩き売りされてて、売れ過ぎて在庫が溢れてそうなのが多いんだけど、この一枚もそんな中の一枚。カワヅさんが浪人してた時にあれよあれよと馬鹿売れして、その反動で中古市場には完全に供給過多。カワヅさん的には電気「A」もそうなんやけど、スゴクイイ作品なのに、何かの間違いで売れ過ぎたばかりにこんな仕打ちを受けてしまうってのは…寂しいですな。(もちろん値段相応の作品もあるのだが…)で、最近復活された川本さんですが、新曲はイマイチパッと来ないんやけど、多分アルバム買いそうな雰囲気なので、その前に手放して久しいコイツをかっておこうと言う話。「何や持ってなかったんかい」と言うツッコミがありそうやけど、間違いなく発売日に買った。でも、弟か妹にあげたんよね。珍しくカワヅさんの持ってるCD欲しがったから。それ以来全然聴いてなかったので、チョイ懐かし。「愛の才能」が出た頃からフセツ界隈では大騒ぎだったんですけど、このアルバムも全然手抜きが感じられなくて、川本真琴の魅力と言うか、バカさ加減と言うか、そんなんがよー出ていて、買った時はスゲー聴いてた記憶。track-9の「ひまわり」なんかは多分1ヶ月ぐらい「ヘヴィーローテーション」とか言って聴いてたし。そんなノスタルジックな気分になりながら、やっぱり熱唱してやがる。 230・渋さ知らズ/オンステージアットアムステルダム 渋さ知らズは初めてなんですけど…これちょっと変なCDなので、調べてからもう一回書きます。 231・仙波清彦とはにわオールスターズ/IN CONCERT 仙波清彦はパーカッショニストでいいですかね。そんな彼を中心にやったら大人数のこの方々。ちょっと待って、今数えるから…コンダクター(仙波清彦)1人、ヴォーカル(戸川純、デーモン小暮、奥田民生、阿部義晴とか)8人、ギター(渡部香津美とか)2人、アコーディオン(coba)1人、クラリネット1人、トランペット1人、トロンボーン2人、サックス(坂田明、矢口博康とか)3人、ヴァイオリン2人、キーボード2人、笛2人、三味線4人、琴2人、邦打5人、タブラ2人、コンガ2人、パーカッション6人、ドラム(ポンタとか)4人で結局何人だ…53人か。やっぱ、叩く系のヒトが多いね。仙波清彦だからか。で、このオーケストラで歌謡曲からシューベルトから大迷惑まで、まあ色々やってます。色々だけにイロモノ。わけわかんないのでオススメはしません。つーか、こんなもん普通売ってないだろ…古本屋で掘り出したもんだから。600円だったし。 232・THE SKATALITES/SKA VOOVEE スカタライツです。彼らも親日派で、この盤に「SKAPAN」と言う日本(東京)をイメージした曲が入ってます。まあ、どこらへんが日本臭いのかはわからないんだけども。つーか、多分日本ほどオーセンティックスカが流行っている国もないんじゃないかな。本国ジャマイカではもうレゲエが全てみたいだし。カリブ海で一度死んだ音楽が極東で蘇るってば、中々ステキな話。しかし、スカタライツもおっさんが多い(メンバーチェンジで若いヒトが入ったりはしてるんだけど)のによーやるわ。でも、こうやって「スカ」と言う音楽を始めたヒト達が未だ現役で頑張ってるってのは、世界のスカシーンにも大きなプラスになってると思う。スカパラもこんな感じになりそうやねえ。つーか、カワヅさんもスカバンド作るのが夢なので。50年後ぐらいになりそうやけど… 233・椎名林檎/真夜中は純潔 売れることを運命付けられた女・椎名林檎嬢ですが、今回は新東京スカパラダイスオーケストラという方々をバックに迎えてまして、これが中々。掲示板の方でもちょっと書いたんだけど、まずカワヅさんは椎名林檎がどういう音楽やるなんて分かっちゃいません。だからこれまでどんな作品があったかも知りません。イイですか。では続き。立派にスカです。かなりいい感じの裏打ち。林檎嬢がスカを前提に意識してこれを作ったのなら、彼女の音楽の幅の広さには脱帽せざるを得ない。これだけ見事な「歌謡スカ」できるのは、スカパラとEGO-WRAPPIN'ぐらいで(後者をスカの範疇に入れるかどうかはまた考察が必要ではあるが)。最近新しいスカバンド掘ってないので、いやまあ、スカのコンピ盤とかに入ってるインディー中のインディーみたいな連中にはゴロゴロしてるんだけど、それなりに名の知れた連中の中ではこの二バンドが挙げられるかな、と。話を戻します。で、本当はスカでも何でもなかったのに、スカパラの編曲によってスカになってしまったと言うなら、スカパラの仕事勝ち。聴く限りはスカパラの王道チューンなので、こっちじゃないかな〜と言う気はしてるんやけど。まあ、そんな屁理屈はほっといて、聴きやすいし、スカパラ好きは必聴。出来れば椎名林檎ファンの意見が聴きたいところではあるが… 234・PIZZICATO FIVE/PIZZICATO FIVE R.I.P. 日本代表ピチカートファイヴ。野宮ヴォーカルになってから3枚目のベストアルバムにして、15年の活動に終止符を打つ歴史的な一枚。基本的にこの前のベスト以後の楽曲なんやけど、何故か「私のすべて」「サマータイム・サマータイム」が入ってたりして。「何のメッセージだ」とか勘ぐってしまうのだが、真相は謎のママ。やっぱり入ってた「the night is still young(夜七)」は"the last episode"と言うことで、ホントにオシマイなんやね、とか考えて眼がウルウル。で、とどめはラストの「グッバイ・ベイビイ&エイメン」でしょう。「pizzicato five」の最後もこれで、その時は「ああ、ピチカートの20世紀も終わりか」ってな感じで、この時も解散説が流れたんだけど。次の年(去年)も「アルバムは出さない」と言う公約は守られたけど、当たり前のようにシングル出して活動してたし、今年に入って名盤「さ・え・らジャポン」が出て「21世紀もピチカート!」とか独りで盛り上がってたヒト、カワヅさん。まさかこんな仕打ちを受けるとは…小西に言わせれば「ピチカートは20世紀の音楽の集大成」なのかも知れないし、短い間やったけどオンタイムでそれを享受できた事は嬉しい。でも、新しい世紀をピチカートと一緒に過ごしたかった。逆にこれからはピチカート抜きで生きていかないかんかと思うと、かなり気が重い。はっきり言って、ピチカートは権威化してました。曲出さなくても、そこにピチカートの存在があるだけでカワヅさんはハッピー、と言う感じの。でも、出す曲は全てこちらの前庭器官を揺さぶったし、試聴とかせんでも安心して買えた数少ないアーティストだったと。こんな書いてるけど、カワヅさんなんてピチカート好きなだけのモグリなんだから、「ピチカートマニア」と言うネーミングがピッタリな音楽好きな方々はもう睡眠薬飲んでるかも知れん。しかし、小西も去年の「おはロック」でイタラン自信つけやがったな…とかまあ色んな事を考えてしまうわけで。考えた結果が大へこみ、と言うハナシ。簡単に言えば、大好きなバンドが解散したという現実を突き付けられて落ち込んでたと言う事です。でもその落ち込みを加速させる要素がこの一枚には確実に存在します。ベスト盤だから買わんでいいやと思うヒトも是非聴いていただきたい。ちょっと待って、これでもうピチカートについて書くことがないかと思うとまた悲しくなってきた…嗚呼。 235・市川実和子/PINUP GIRL 99年の作品。中古で探してたけどどーしても見つからんので、注文して購入。市川実和子の説明は…ここでする必要はないか。「H」とか読んでるヒトは見たことあると思うけど。モデルなんかな、多分。この顔はモデル顔。昔、テレビに出てた彼女を見た弟が怯えていたという話もありましたが。とにかく、そのどー考えても歌なんて歌わせてもしょうがないやん、な彼女をプロデュースしたのが大瀧詠一。97年の「幸せな結末」は意外と面白くなかったのに比べて、こちらに入ってる「ポップスター」は最高! 「これぞガールズポップ!」と叫びたくなるような快作。密かに98年のナンバーワンと言っても過言じゃないぐらい。で、その他にも、鈴木慶一、平松愛理、杉真理、井上大輔、細野晴臣、筒見京平と錚々たる面子が曲書いてるし、演奏はナイアガラくっさ〜い面子だったりして、歌い手以外は全部超一流。こんな豪華なのに全然売れてないのはどう言うことか! どこ探しても置いてなかったし。もう歌ってるヒトだけで判断するのは止めましょう。意外な所で名盤と言うものは生まれているものです。恐らくこの一枚も、将来はクラブスタンダードとして、DJの間で重宝されると見た。待てよ、このヘタクソ加減も表現の内なのかも。恐るべし…そう言えば、市川実和子がポンキッキーズで歌っていた「ぞうさんとくものす」と言う曲も名曲だった。こちらは何処を探しても手に入る雰囲気が無い。彼女のヘタクソ加減が存分に発揮されていて、かえってスバラシイと言う謎。市川実和子もどー考えても美人ではないのに、何故か可愛かったりするわけで。そこら辺は何かあるんやろうね。マイナスをプラスにする天賦の資質が。そんなんカワヅさんも欲しい〜 236・東京スカパラダイスオーケストラ/Gunslingers スカパラ二枚目のライヴ盤。ライヴパフォーマンスなら日本一な彼らですが、去年のツアーからの音源を音盤化。ライヴでしか演ってない曲なんかも何曲か入ってるし、ブチ切れ「モンスターロック」やブッ飛び「スキャラバン」と言った、昔の代表曲も収録。こう言うのを聴くと「スカ」と言う基本的スタンスは崩さずに進化し続けてきた彼らの凄みを感じられる。ヘッドフォンつけて大音量で聴くことをオススメします。もちろん座って聴くなんて論外。立って、踊って、跳んで聴きましょう。"get up & dance!!" 今ではスカパラファンなんてオンナのヒトが多いんでしょうけど、初期スカパラはライヴで喧嘩が起きていたほど過激でオトコ臭いものだったとか。「喧嘩止めないと帰るぞ!」と言うギムラの名言がその事実をよく語っているように。で、これ聴いてて思ったのは、「スカパラをオトコの手に!」と言う謎の合言葉。こんなオトコ汁溢れるバンドが他にあろうか。この前のライヴの時も何かオシャレなオトコのヒトが多かったけど、カワヅさんみたいに男性ホルモンが腋から溢れてそうなオッサンが来てもイイと思う。そんなオッサンがオンナのコ押し退けて、一番前で暴れまくって退場させられるような、そんなライヴを期待しております。以下、男尊女卑と取られかねない発言やけど、書きますと、「本当にカッコイイバンドにはオトコが群がる」と言うことで。オトコだけのバンドにオトコが群がるってのはやっぱカッコイイからであって、スカパラも無茶苦茶カッコイイんだからそうあって欲しいと。え〜今回はライヴ盤だったので、ヴィジュアル面から見たスカパラを語りました。でわごきげんよう。 237・石野卓球/KARAOKEJACK 2000年ジャケ大賞受賞確実な卓球4枚目のソロアルバム。相変らずソロでの卓球は力が抜けきれてないと言うか、力抜けきってると言うか、電気の時とはまた違う一面を見せてくれたりして、これがあるから、電気もふざけてるように見えて説得力があるんだよな〜とか思ってしまう。今回も直球テクノじゃなかった卓球テクノ。所謂テクノをほとんど聴かないカワヅさんですけど、逆に全然知らない領域だけにあんまり突拍子も無いものは敬遠しがち。卓球のテクノってわかりやすいっていったら変やけど、滅茶苦茶ひねくれてるわけでもなくて、だからって王道だってこともなくて、その曖昧さ加減がカワヅさんにはピッタリな感じ。何言ってるかワカンナイですね。酒飲みながら書いてるんで。他にテクノでまともに聴いたのはケンイシイぐらいやけど、彼のも多分普通のテクノとは一線を画してるんだろうけど、あれはあれでカッコイイとは思うんよ。でもフロアで実際にパッとかけられた時にどっちに反応するかっていったら多分卓球のテクノだと思う。もちろん昔からこの調子だからマンネリってのもあるけど、その分を引いて考えても充分に楽しめる音楽だと思う。直感だけで音楽聴いてるカワヅさんが何故か惹かれてしまうテクノ。逆に電気の卓球を知ってるから惹かれるのかもしれん。バカと天才は紙一重。でもそのギリギリの所が一番面白いんよね。 238・MOUTHWASH/1000 DREAMS 歌ヘタクソっすね。荒削りと言う事にしときまひょ。でイギリスのスカパンクバンドみたいです。敢えてスカパンクって書いてみたんですけど、何かヴォーカルと後ろがバラバラな気がしてきて…パンクって音楽がそうなら仕方ないんやけど、スカパンクって呼ぶほどのモンでもないんじゃ? タダのパンクバンド? もちろんキッチリ裏打ちかましてるのもあるんだけど、ホーンレスだし。あんまり何回も聴きたいとは思いません。まだ若い(平均20歳だって!)と言うことで、自分に合った音楽を頑張って見つけてください。今のでは金払ってまで聴きたいとは思いません。残念ながら日本のスカシーンは今世界でも類を見ないぐらい盛り上がってるし、ヘタにUKとかアメリカのに走らなくても充分なので。もちろん、そんな連中はUK・アメリカのスカコア/パンクバンドをリスペクトして頑張ってるんだけど。日本人はやっぱり物事を加工する力なら世界一やわ。生み出す力はイマイチにしても。でわサヨウナラ。 239・Level 42/Forever Now 3枚1000円シリーズ完結編。つーてもね、上の二枚はさっさと手に取ったんやけど、もう一枚ロクなのが見つからなくて、目をつぶって「アイヤ!」って選んでみたのがこれ。で、帯見たら「小粋にホーン・セクションをアレンジした痛快ポップアルバム」って買いたくもなるでしょ? カワヅさんの頭の中ではトーレ=ヨハンソン(ウルフ=トレッソンでも可、つーか良)のブラスアレンジだとか、朝日美穂の天才的なホーンアレンジうを思い浮かべてしまったんですけど…大ハズレ。面白くも何とも無い。しかも「ポップ」言うたかて、カワヅさんの聴くポップとは全然違うモノ。「ポップ」なんて定義漬けの甘い言葉に惑わされてはいけませんね。あ! 帯にもう一言書いてあった…「ハートは熱く。」 これに気付いてたら絶対買わんかったのに…やられた… 240・FANTASTIC EXPLOSION/ファンタスティック・エクスプロージョンのゆく年くる年 3枚1000円シリーズその2。ファンタシティックエクスプロージョン。詳しいことはわかりませんが、97年作品…はいそうですね。ドラムンベースが大ブームだった年ですね〜 カワヅさんも何回も書いてますけど、この年はホント右見ても左見てもドラムンベースな年だったんで。そのせいか、これもドラムンベースくっさ〜い一枚。何かスゴクチープな感じがするんよね。元々、わけのわからん古い音源引っ張りだしてきてサンプリングしてるヒトだから確信犯なのかもしれんけど…ヅラムンベースとして聴くとあんまり面白くない。今はもうドラムンベースやってないけど、今の方がやっぱ面白いんでは? 241・TRATTORIA ALL STARS/ORIGINAL SOUND TRACK「QAZ」 ゴールデンウィークに久留米のボーダーラインで下の2枚と一緒に3枚1000円で買ってきたもの。「噂の探偵QAZ」と言う謎のドラマのサントラで小山田圭吾を始め、カジヒデキ、コーデュロイ、ソウルレヴェル、山下洋が曲を提供しとります。 まーとりたてて書くこと無いような…みんなわっかりやすい曲ばっかりやし。 山下洋ってワックワックのヒトだよねえ…最近スカじゃないホーンセクション主体のバンドとか聴いてないから、何かピンと来ない。今、スリルとか聴いても一緒なんやろうね。コーネリアスのはフツー好き。出来としてもそこそこだと思うし。The James Taylor Quartetが元ネタって何かのサイトで書いてたけど…ふ〜ん。 242・EGO-WRAPPIN'/満ち汐のロマンス エゴラッピンもあっという間に売れまくって人気者。最近はこういう感じで売れちゃう連中が多いので大変寂しい。まあ、良質の音楽を多くの人に知ってもらうってのは音楽怪全体の底上げにもなるだろうし、喜ばしい事ではあるんだけど。でもエゴラッピンを普通に「今流行りの男女ユニット」と言う括りで扱ってしまうクソマスコミは音楽雑誌辞めて、ワイドショーでもやってなさい、全く! まあ、インディーズ時代から滅茶苦茶評判だったんもで鳴り物入りと言えば鳴り物入りなメジャー一枚目。クラブミュージックの括りに入るんだけど、凄くアコースティックでjazz〜soulっぽい要素が強いかねえ。大人っぽい音楽? 今巷で大流行りのJ‐R&Bみたいに見られる安っぽさも無いし、まあ、中納良恵の声が良すぎるという話。はい。そうそうアコースティックって書いたけど、昔の日本の歌謡曲みたいな古臭さがあって、そこがまたカワヅさんには堪らない。そうそう、去年だったかね、ジャスタから出たスカタライツのトリビュートアルバムにも参加してて、これがめっちゃ心地良い。「スカ歌謡」って密かにスカコア/パンクの次に来るんじゃないかって勝手に思いこんでて、これだけのスカ歌謡が出来るユニットがあるんだから、日本のスカシーンもまだまだこれから幾らでも発展するわいとかほくそえんでみたり。FPMの「beautifu days」でも圧倒的な存在感というか、やっぱこのヒト凄いわとか唸ってみたり…そんな思いが交錯するこの方々。エンジニアにドラヘヴィコネクションの内田直之が参加してるし、もう腐れ縁と言っても過言でないデタミネイションズからtp市原大資、スティールギターに田村玄一とか参加。うむ、豪華。結構売れたから持ってるヒトも少なくないはず。乗り遅れたくなければ、買うべし、聴くべし。 243・V.A./beatmania soundtracks:THE SOUND OF TOKYO 「ビーマニ」ねえ…もちろんやったことありません。鍵盤叩いてDJなら山下洋輔でもトップクラスやっちゅうねん、とか思ってたので。で、デビュー直後のm-floもビーマニの中で揺れとったなあ。あ〜LISA姐さんもゲームになる時代やな…とか思ってたら、あれよあれよとm-floは売れまくって、すっかり天上人に。そんな思い出しかないこのゲームに小西康陽他多数が殴りこみ。相変らずのベタ面子で思わず食指が伸びてしまい…でも、これ無茶苦茶出来イイです。ああ、じゃーまずいつものように面子紹介から。小西、野本かりあ、池田正典、ロケットマン、TUCKER、TMVG、COMOESTAS、横山剣、タケ・ロドリゲス、The Orangers、atomic soul experience、パンダとササノハ、締めが須永辰緒と言う豪華な面々。でもって全曲全く手抜き無し! つーか、それぞれの個性が出てるって言ったら変やけど、ホントそんな感じ。全然飽きんのよね。小西の「ビーマニ」と言う条件をフルに活かしたバカ丸だしな曲やろ? で、タノウエんちで聞かせてもらったPICOの「I LOVE YOU」をカヴァーした野本かりあ。ちなみに524から出たPICOのアルバムにはユカリフレッシュヴォーカルで池田リミックスだったかな…何かそんな感じのやたら豪華なリミックスが入ってたりする。欲しい…で、池田正典が手堅くまとめて、ロケットマン! 去年のアルバムが寒かった(笑)だけに起死回生の一撃! 爆笑。カワヅさんはお初TUCKERの壊れたエレクトーンも素晴らしく踊れるし、TMVGも笑いっぱなし。このバカ二人、誰か止めちゃれ(笑)。COMOESTASは相変らずマンボ(でもタイトルはmambotango)だし、横山剣の「ちゅう〜かぁがいっ」も気合が入るんだか脱力しちゃうんだか…タケ・ロドリゲス、The Orangers、atomic soul experience、パンダとササノハの四ユニットはとにかく勢いって感じのコテコテな曲ばかり、まあ聴いてみれや。で、須永のおっさんだけが真面目ぇに決めてエンディング。クールダウン用? とにかく、このアルバムかなり買い。つーか絶対買って損なし。ホントゲームも買おうかと企んでるし。ついでにコントローラーも。誰かコントローラー安く譲って。 オマケ(オレのコラム 音楽編) CDの置き場に困ってます。特に特殊ジャケだとどうしても置き場が無くて、仕方がないのでパイルしてます。使えそうなCDラックがあったら教えて下さい。 ボニピンの新作がまた今までとは違う感じで、こっちのが好き。いや、もちろん一番好きなのは「heaven's kitchen」「evil and flowers」あと、「犬と月」までなんやけど、トーレから離れた後では一番スキかも…多分買い。
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