(2001年7月〜)

244・東京スカパラダイスオーケストラ/めくれたオレンジ

久しぶりのシングル。ヴォーカルに田島貴男を迎えると言う、今までステージ上でしか無かった共演が遂に音源化(多分。つーか少なくともカワヅさんの手元にはこの両者の組み合わせは無い)。まあ、両者とも「渋谷系」なるレッテルの元、なあなあ音楽活動を続けてきた身なので息もピッタリ。ちょいアッパー気味でヴォーカルもの演る時のスカパラって書けば、大体のスカパラファンはわかって頂けると思うので、説明終わり。つーかCMで使われてるから聴いたことあるはず。まあ、ヴォーカル田島貴男だけあって、ラジオでもバンバンかかってたので。「〜純潔」程ではないけど…ってあれは椎名嬢名義。track-2はスカパラお得意の季節もの(夏!)。普通にスカパラスカです。で、今までならtrack-3はdubなんだけど、今回は普通にカヴァーなのかな? これも夏っぽいスカパラ。あれあれ? ってなわけで、まあココチヨイから良し。一つ、わがまま言っていいですかぁ? カワヅさんもちろん田島貴男好きですよ。「夜をぶっとばせ」とか熱唱しちゃうぐらい。それでもインストver.の「めくオレ」聴きたい。ヴォーカルトラックを何らかの形で補填して…お願い。タダのインスト入ってるんだけど、ヴォーカルトラック抜けてるから。スカパラメンバーのコーラスがよー聞こえるのは嬉しいんだけど…う〜  

245・電気グルーヴ/The Last Supper  

何が「Last」なんだか…電気のリミックス集。初回盤は大変迷惑な特殊ジャケの上に二枚組。悪い事は言いません、初回盤を買いましょう。リミックス盤と言うことで、セルフミックスありの他人ミックスありの11+8=19曲。他人ミックスには何と元メンバーの砂原君やCMJKが参加。他にもコーネリだとか、アイゴンだとか、ポリシックスだとか。そんなんばっか。あと、多分YMOのリミックス盤に入ってた奴だとは思うけど「technopolis」の電気ミックスも入っとりまする。お徳? ま〜いきなり「ドリルキング社歌2001」だからねえ。これのPVがヴィデオリミックスになってて、今までの電気の悪行をひたすらサンプリングしてるんだけどこれもまた笑える。あとは何かおもろいのあったかな…「N.O.」の独語ヴァージョンは衛藤利恵が歌ってるんだけど、結構な出来。元々電気の歌ものとしてはマトモな方だから。カワヅさんのカラオケ18番「ノイノイノイ」のアイゴンミックスなんて感動的でっせ。あんないい加減な歌なのに。二枚目は昔仕事も混ぜた一枚。卓球のソロの奴でも昔仕事集が二枚目についてたりしたけど、あんな感じ。でもこっちはそんなに聴かないな…何でやろ。ポリシックスとかハズレの無いリミックスで結構好きなんだけど。一枚目の方がやっぱりまとまってる感があるので聴きやすいのかもね。最後の「モテたくて・・・」の天久カペラはオチには持ってこい。でも、イヤ。あと、初回盤だけかも知れんけど、電気バイオグラフィーが載ってます。電気のサイトにも載ってた奴だけど、滅茶苦茶笑えるので。カワヅさんの目指す「笑い」もここにあるんよねえ。こんな才能欲しいわ〜 あ〜でもこのCDは無理して買うこと無いです。間違い無く。  

246・jet set productions/bitter・sweet

jet set productionsです。2回目の登場。前作の時はドラムンベースをまだ少し聴いてた頃なので買ったんやけど、まあまあかな〜ぐらいの印象。それにしても全然情報が無く、カワヅさんの中では謎のベールに包まれたユニット。ユニットなのかソロユニットなのかもわからんかったしねえ。で、今回はライナーノーツがついてたのでそれも参考にしてちょびっと。セニョール鈴木というヒトのソロプロジェクトみたい、やっぱり。で、スカから始まって、ハウスとかに走って平行してレゲエも。そこでレゲエディスコロッカーズに参加して、その後ドラムンベースに傾倒して、今は全部ごちゃ混ぜにしたような音楽に。でも今作はレゲエ〜ダブ色が強め。幸いカワヅさんもダブ好きになってる時期なので、聴きやすいといえば聴きやすい。基本はそこなんだけど、ブレイクビーツもあるし、ホーン足してjazzyなのもあるしで、何ていうのかな〜ヘラヘラしながらも色んな音楽を聴こうとしてるカワヅさんには充分な一枚。でもね、逆に言えば、そこら辺の免疫の無いヒトにはツライかも。広く浅く音楽を聴いてるヒト向け。こんな作品を聴いて広く深くへ踏み出す一歩になればいいんじゃないでしょうか?   

247・DIMITRI FROM PARIS/SACREBLEU

あれ〜意外や意外、ディミトリフロムパリも初登場。カワヅさんが浪人してる時ね、一番音楽に貪欲だった時、HCFDMと言う謎の音楽がやたら流行してねえ、ハッピーでチャームでフールで踊れる音楽が巷に溢れてた時代。天神FMと言う福岡市だけのFM局があって、そこが夜はクラブミュージックばっかりかけるアチャーな選曲でカワヅさんの心を鷲掴みにしてたと言う話。もちろんディミトリ・フロム・パリの曲もこれでもかってかかってて、その度にラジオの前で踊ってたりするし。懐かしいな〜 で、そんなディミトリ・フロム・パリのアルバム。日本盤は二枚組。一枚目はフツーに延々タラタラとディミトリな曲が続いててイイ感じ〜♪ なんつーのかね、フランス人が考えそうな近未来的なキラキラ感漂うハウスっつーのかねえ。ハウスとかいう次元で括れそうも無いんだけど…で、二枚目ですよお客さん。trck-1が日本で知らないヒトはいない「Love Love Mode」。カワヅさんが浪人の時、うわ言の様に口ずさんでいた「ラヴラヴモ〜ド♪」と言うサンプリング。これって日本の女子高生の声をサンプリングしたものだとか…で、他にも小西リミックスだとかクルーエルグランドオーケストラリミックスとか入ってて、日本盤だからこんな面子でも誰も文句言わないんだけど、多分欧州盤でこの二枚目つけても誰も文句言わないと言う。今時の若いモンは才能も無いのにすぐにアメリカに進出したがるが、男は黙ってヨーロッパでしょう(何が?)、うむうむ。

248・Port of Notes/Duet With Birds

昔、カヒミカリイを見て「ああ、綺麗なヒトやな〜」とか思って、それがカワヅさんの独り善がりな「天は二物を与えたもうた」選手権の始まり。初代チャンプがカヒミカリイ。で、その後色んなヒトがそんなどーでもいい選手権を争ってたんやけど、現チャンプはダントツで畠山美由紀。綺麗過ぎる…マジボレしそう…と言うわけで、そんな妄想を掻き立てられる(大嘘)port of nortsの新しいアルバム。中身は前とそんなに大きく変わることもなく、落ち着いたと言うか、まったり出来ると言うか、あ〜でもボッサ色は前より薄めなのかも。つーか、それじゃフツーのポップスじゃん。カワヅさんははっきり言ってこの手の音楽は苦手なんだけど、何でだろ。この人達だけにはスゴク惹かれる。爽やかなんだけど、何処か暖かさがあって、湿っぽいと言うか。スンマセンね、抽象的な表現に終始しちまって。そうそう、昔「白オレ研」の時に書いたんだけど、ポーラのCMに「with this affection」と言う曲が使われてるんだけど、これは前作「complain too much」に入ってるので。個人的な意見だけど、これから聴くヒトは前作のほうがお勧め。あっちの方がクセが無くて聴きやすいかも。んでもって、畠山美由紀は他のユニットやらソロ活動やらもやってるので、声に惚れたアナタはレコ屋にダッシュ!

249・V.A./Soul Source JACKSON 5 REMIXES 2  

去年(2000年)出て結構騒ぎになった(?)、ジャクソンファイヴのリミックス集第二弾。小西、須永辰緒、スカパラ、藤原ヒロシ&K.U.D.O、シンコ&COOL SPOON笹沼、コズミックヴィレッジ、ジャングルブラザーズに4HEROなどなどと、至れり尽くせりの面子でこれでもかって、いじり倒し。ま、個人的に一番聴きたかったのは例の如くスカパラの「ABC」なんですけど、まー無難な出来。勝負を避けた感じ(意味不明)。でも、全体的なまとまりは前作の方があったかも、ま、まとまってよーがバラバラだろうがどーでもいい事なんだけど。んでもって、しばらく聴いてて「やっぱりオリジナル聴かないとねえ」と言う気分に。中古屋でも回って、そのうち買いまする。軽薄なベストとか出てないかな…

250・V.A./学園天国・ReMix天国!!  

1曲目が山口泰の学園天国…思いっきり無理矢理ダブにしてみた感じ。なんじゃこりゃ? 2曲目3曲目は面影ラッキーホール。知ってます? カワヅさんも名前しか知らんかったんだけど。よーわからん。元来どんな音楽をする方々なのか。って、残念ながら興味すら湧かなかったんだけど。4曲目は恋のダイヤル6700の小西ミックス。やっつけ仕事ですな。あんまりやる気が無いのか、バカさ加減が足りん。イマイチ。ラストはキャプテンファンク。ああ、力の抜けたリミックス。オオエさんらしくない感じ。キャプテンファンクの魅力って、肩に力入りまくったバカリミックスだと思い込んでいるので。で、総評としては期待ほど面白くなかったような…買わなくて良い一枚。

251・ram jam world/響命 〜イノチノオト〜

ラムジャムも気がついたら、レコ会社も移籍してヴォーカリストも替わってるんだけど…この会社って、吉本? 軽薄なトランスユニットをお作りになったコムロ先生もいらっしゃいますよ。レーベル違うけど。んでもって、新ヴォーカル濱田杏子、誰やねん。どうも鹿児島の出身の方だそうで。そんな事はどうでもいいんですけど。このヒトの声は…どうなんだろ? やっぱり最初に聴いたのヴォーカルがバイトのLISA姐さんだったのが運の尽き。カワヅさんの中でram jam=LISA姐さんみたいな式が出来あがってるのかも。濱田嬢のヴォーカルも嫌いではないんだけど、なんか今一つクセが無さ過ぎると言うか、無難と言うか。朝本先生がもう歌モノで勝負かけてくるらしいので、だったらヴォーカルはこれぞってヒトを選んで欲しいんだけど。ま、これから色々と唄って自分の唄を見つけ出してくださいね、はい。で、オケは相変らずドラムンベースです。飽きもせずによくやりますが、歌モノで勝負するんだったら、もうドラムンベースに拘ることもないんじゃ、とか思ってしまう。「melody」を超える歌付きドラムンベースは厳しいと思うし。つーか、意外とドラムンベース歌謡で一番の出来なのはジャンスマの「小さな革命」だと信じきってるので。いや、歌付きのドラムンベースだったらダントツで「melody」なんだけど。それにしても木立佐織は何処へ行ったのだろう? 元気か? あのヒトの京都訛りはスゴク好きだったんだけど…あれか、濱田嬢はやっぱりコテコテの薩摩訛りなんだろうか? ちょっと気になる今日この頃。あ、シャカゾンビツッチーリミックスも入ってるので。こっちはドラムンベース抜きで。

252・Fantastic Plastic Machine/contact

今年始めに出た「beautiful.」のリミックス盤。あっちの感想読んでみると、結構酷評してたんやね。だから、FPMはこういう音楽をやるんだって言う先入観に勝てなかったんよね。あの時は。でも、どうしても家では何回も聴いてしまう。書いた通り「家でまったりして聴く分にはいい」んだから、その通りまったりしながら聴いてるんですけど、これからFPMはこういう音楽でいくんだ、と。まかりまちがってもHCFDMを引きずったりはしないんだよ、という現れだと考えれば、その方向転換すらも絶賛されてしまいそうな、そんな危うさを秘めつつも結構出来がいいもんだから聴いてしまう、と。でもってリミックス盤な今作。m-floのTAKUのリミックスなんて「そのまんまやん…」とかしか感想が出てこないんだけど。須永のおっさんも綺麗にイイ仕事してるし。何故かRIP SLYMEまで現れてるんだけど、ま、いいや。あ、リミックス盤のクセにFPM仕事は新曲なんで。ま、中古屋で安〜く売られてたら買っても良いかも。でも、どっちかと言えば「beautiful.」の方がまだマトモな仕上がり。色んな音を聴きたいならこっちでもいいけど…FPMを楽しみたいならお勧めは出来ません。はふぅ〜。

253・kemuri/emotivation  

もう、スカコア界のミスターマンネリ化してますけど、大好きなケムリさんです。もうケムリのスタイルはこれで確立されてしまったんでせうね。増井どんがいる時は彼中心にホーンセクションがゴリゴリ動いてた感じだけど、二管になってから、試行錯誤っぽかったホーンの使い方もいよいよ決まってきた感じ。これでイイと思うし、これからもこの調子でやって下さい。これ以上のものは求めない、って書いたら突き放してるように見える? つーか、これで結構なレベルには達してると思うから、このクオリティを維持して行けば…でも最初に書いた通り、本当にマンネリ化してしまうと怖いかも。マンネリと言う枠の中で如何にして新しいものを撮り入れて、古いものを回顧していけるかが勝負の分かれ道(笑)。それが出来ればケムリもスカコア界のピチカートファイヴ(爆笑)。

254・Ska Flames/WAIL'N SKAL'M

フレイムスですよ。遂に登場。日本で最も古いスカバンドと呼んでイイでしょう。フレイムス結成は84年。スカパラの3年前。それまで所謂2‐TONEとしてのスカは一種のブームとして浸透しつつあったんだけど、そこへオーセンティックスカとしてのスカの魅力を見出してきた連中が結成した、と。フレイムス登場により日本のスカシーンは始まったわけだし、フレイムスを聴いてスカを知り、スカを始めてった連中がまたスカシーンを築いて、って。今カワヅさん達がこうやって極東に居ながらジャマイカな音楽を聴けるのもフレイムスのお蔭です。アリガトウ。で、この作品は93年発表、中身はオーセンティックスカで満載。たまりませんな。対比させるわけではないけど、この頃スカパラはもうメジャーでバリバリやってて、「トーキョースカ」と自称する"スカをベースにした音楽"への傾倒を始めた頃。ASA-CHANGが抜けたのもこの頃だし。で、その一方で地道にオーセンティックスカを貫くフレイムスの存在はやっぱり一筆に値するわけで。カワヅさんもこの頃からこんなスカを聴いてたら人生変わったかも(笑)。今頃レゲエとか聴いてたかもしれん。スカパラのスカしか知らないヒトには絶対に聴いてもらいたい。日本のスカシーンにおいて最も長くて真っ直ぐな道を走ってる連中だし。言うなれば、スカパラは蛇行しまくって暴走中って感じ。たま〜に交わるんよね、この2バンドにルードボーンズを加えた3バンドが。普段走ってる道はバラバラなんだけど、根底の「スカ」と言う一点だけで引き寄せられてはまた違う道を走りだす。そんな感じ。

255・東京スカパラダイスオーケストラ/カナリヤ鳴く空

スカパラの「ヴォーカル迎えてあたたたたた〜」シリーズ第二弾。ヴォーカルはミッシェルのチバユウスケ。前々から親交があったし、噂はされてたんだけど…やっとこさ実現と言えば、やっとこさ。最近ミッシェルがどんな活動してるのか知らないんだけど、相変らずチバのヴォーカルはヨイヨイ。オケパラもスカを底辺にはしてるんだけど、いつものように崩しまくって、チバが歌っても違和感がないようにないように仕上げてます。スカパラにしてはかなりアップテンポなんだけど、ミッシェルファンから見たら物足りないかも…とか思ってしまったので、生粋のミッシェルファンであるウチの弟に感想を訊いた所、「イイ物はイイ」となるほどな感想を頂きました。一時期ラジオで滅茶苦茶かかってたので、聴いた事あるヒトも少なくないとは思うんだけど。インストはしっかりとナーゴのトランペットソロがメロディラインを走ってるので、これはこれでヨロシイ出来で。ちなみに鹿児島タワレコのチャートでは何故か暫く一位を維持してて、「何だかなあ…」って感じ。恐らくスカパラ史上最も売れたシングルに違いない。ミッシェルファンも暇だねえ。ってウソです。出来としては申し分ないので、是非お買い求めを…

 

   

オマケ(オレのコラム 音楽編)

CDの置き場に困ってます。特に特殊ジャケだとどうしても置き場が無くて、仕方がないのでパイルしてます。使えそうなCDラックがあったら教えて下さい。

ボニピンの新作がまた今までとは違う感じで、こっちのが好き。いや、もちろん一番好きなのは「heaven's kitchen」「evil and flowers」あと、「犬と月」までなんやけど、トーレから離れた後では一番スキかも…多分買い。 

 

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