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2005年07月31日 (日) ■今日も雨。散らかり放題な部屋の片付け……片付きません。流石に日曜日で多分来ていないだろうけど、来ていたら医局長に挨拶をしておこう、的に病院へ。やっぱり来ていない様子…医局を覗いてみると、明日からヅさんのオーベンになると噂の先生がインスタントラーメンを食べている。多分二人前。「おう、明日かららしいなぁ」 彼はビー部の大先輩。勿論一緒にプレーした事なんかありませんし、カンパ貰いに行く時にお会いする程度なので恐縮しきり。「あー挨拶なんかいいよ。明日から明日から。早く帰って休め」と優しく仰せられ、逃げてくる。と言う訳で、明日から涙の(?)大学病院研修です。あは。 ■流石に大学病院となると、鹿児島には一つしかなくてバレバレなので少々日記も書くのが躊躇われるのが本当のところ。患者さんは一切登場しないかもしれません。登場人物もヅさんだけとか。もしくは地下に潜って日記公開するとか。正直ちょっとどーしよーかなーと思っております。妙案求む。 |
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2005年07月30日 (土) ■早起きして部屋の片付け。外は雨降り。雨が上がるタイミングを見計らって、車まで荷物をせっせと運ぶ。病院へ。流石の大雨で患者さんからは「先生。明日にした方がいいんじゃないの〜」などとからかわれる。いつものように週末は小児外来。M先生は午前中の船で離島。院長と看護婦さんと玄関まで見送る。一ヶ月でしたが御世話になりました。しかし、妙な縁ですね。出身大学も研修病院もまるで違うのに、こんな時期に一緒に仕事するなんて。ヅさんも午後の便で離島。院長は不在で、看護婦さんも手が離せなかったので見送り無し(笑) でも患者さんに見送ってもらいました。「また来いよ〜」と手を振るおばあちゃん。「今度先生が来る時はワタシャ御陀仏だろうけどなぁ」とか笑っていましたが、何を仰いますか。御元気で。大雨の中、港まで。幸い雨の割には風は無く、海上も穏やか。教科書読みながらウトウト。帰りは直行便なので1時間半で到着。更にそこから車で1時間。見慣れた風景。あ〜鹿児島が大都会に見える。4ヶ月の僻地(?)ドサ周りも終了。来年の春までは住み慣れたアパート生活です。 ■一ヶ月の離島研修で得たものは…還暦過ぎた元外科医の意地を見られた事でしょうか。口先であーだこーだ言っても結局は結果を残すことはやっぱり大事なのですね、医療って。当たり前だけど。 |
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2005年07月29日 (金) ■外来。病棟。うむ、今日は暇だった。院長に挨拶をしておく。明日会えるかは不明なので。患者さんにも挨拶。「治るまで診られなくてスミマセン…」 ■テレビ局がずっと取材に来ている。院長はかなりウザがっているが。ヅさんにも「研修の感想は?」とか訊いて来るので、「そんなん無いわい」と答えたいところだが、優等生的にテキトーに答えておく。差し入れ貰ったのでね(笑) 幸いテレビ向けの顔では無いので、電波に乗ることは無いでしょう。良かった良かった。 |
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2005年07月28日 (木) ■今日は診療所から車で20分程の所にある、老健施設で研修なのです。以前、この日記にも書いた、以前診療所に入院してた98歳のおばあちゃんの部屋へ突撃訪問。「いやあ、よう来なさった」と歓迎され、お茶とミカンと水飴(?)を頂戴する。しばし談笑。今日は老健の大掃除の日のようで、ヅさんも手伝い。施設の裏山の伸びまくった木の枝を切りまくると言う仕事。どこが研修なのか判らないが、一心不乱にナタを振り回す。危ない奴です。すっかり汗だくです。いつも冷房の効いた病院でヘラヘラしている研修医には辛い環境です…ま、眼鏡も汗まみれ。前が見えましぇーん。が、こんなもんはヅさん若かりし頃のビー部の夏の練習に比べれば屁みたいなもんだ。昼食を頂く。おー鰻だ〜。施設の昼食も鰻だそうだ。土用万歳。更に看護婦さんから「足りないでしょ?」とマルタイの高菜ラーメンまで頂く。おなか一杯です…午後からは在宅介護の往診(?)に同伴。以前、院長と行った秘境な集落へ。今日、指導して下さった介護専門員の方が色々とこの集落の成り立ちや、事情を教えてくれる。「一年に一回ぐらいは、ここから雲仙まで見えるんですよ〜」と指差す方角は今日は霞み。「しんきろうの丘」はここから離れた所だけれども、「きっとここから見えたんです」と専門員の人は言う。そうかもしれない。続いて、海沿いの集落へ。泳いでるなコノヤロー。いいなぁ…でも、この日焼けの肌ではとても泳げる状況では…更に違う集落へ。道路作ってます。海の上に橋架けて、トンネル掘って…「確かに20分で行ける所が10分切るって話ですけど。それがいいのかどうかは…ねぇ」 何だかんだで壊れゆく自然なのでした。と言う訳で、今まで珍紛漢紛だった介護の仕組みも判った気がする…医者がこんなんでいいのだろうか。診療所へ帰る。と、往診願いの患者さん。院長はもう帰宅済み。と言う訳で、ヅさんが往診車運転して、院長を家まで迎えに行く。そのまま患者さんの家へ。幸い急を要する感じでもなく。院長は会合があるらしく、何故かそのままヅさんが送って行く事に。 |
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2005年07月27日 (水) ■さてさて今日も頑張りますか〜とか病院に現れると「救急車が来ますから」 朝一で救急車ですか。亜光速で朝食を掻き込んで、救急車を迎える。院長は「挿管して、ベンチレータに繋ごうか…気切も考えないとねぇ」とか言っている。挿管時の鎮静は…ベンチレータの初期設定は…とか頭を駆け巡る。血ガスの結果を見ながら「まだ粘れそうだけどなぁ…」とか呟いてみるが…何とかサチュレーションも落ち着いてきて、挿管回避。後は抗生剤だねぇ。でもいつも使ってる抗生剤はここには無いのだアハハ。ナイス外科医な院長に「メロペンですか?」とか訊いてみるも「そこまでは要らないよ…」 流石に愚問でした。この抗生剤使ったこと無いけど、消去法で行けばこれだ。いいのかこんな決め方で。そんな合間にも外来診たり、画像撮ったり。忙しげ。午後からはまったり。夕方にはナースステーションでうつらうつらしてしまう。何だかんだで少し御疲れの御様子。夜は院長邸で送別会代わりの会食。離島医療では日本一有名(?)な院長の話は流石に面白いのですが、あまりここで書ける内容でも無いので(笑) まあ、次にお会いした時にでもお話しましょう。 |
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2005年07月26日 (火) ■今日はM先生が老健研修に行ってしまった為、院長とヅさんだけ。こういう日に限って患者が多い…外来。僻地だろうが健康診断。外来の合間を縫って胸写6連発。外来。心電図大会。外来。胸部CT。外来。また胸写。心電図。流石に一人でやると非常に忙しい。胸写、とは一言だけれども。自分で患者さん連れてきて、光源合わせて、撮影して、現像・プリントして…と結局結構な時間がかかってしまうのでした。午後はまったり…かと思いきや。救急車。しかも「途中で交通事故に出食わしたから連れてきました」 うむ。島には一台しかない救急車。患者さん三人すし詰めで搬送されてくる。よ〜し、重症な順に診察開始だ…血ガスすらも失敗するヘタレ研修医。レントゲン撮れば何故か現像されずに患者さんに平謝りで「もう一回撮らせて下さい…」 頑張れダメ研修医。結局二人入院。一人帰宅。入院になった方々への加療の指示出し。診察の続き、など。気が付けばもう五時です。いつもは平穏なのに、医者が少ない時に限って患者さんは来るものです。医療従事者のマーフィーの法則。 ■この島は海も綺麗だが、星も綺麗。波の音に見渡す限り星空。サイコーでーす。まあテカテカしてたり視界を遮る様な大きな建物も無いから当たり前なのだが。夏の星空もいいなぁ。小学生の時に必死になって覚えた色んな一等星の名前。まだ少しなら覚えてたりもする。あの頃は中学入試に必要だからってイヤイヤ覚えてたのだが。意外と役に立…ってないな。自慢にもならん。いつか息子or娘にでも教えてやろう。 ■ウチの大学にあの感染症科・青木先生が講演に来るらしい。ビッグニュ〜ス。果たして行けるだろうか。そう言えば、現診療所に置いてある抗生剤は数少ないのだが、何故かメロペンとチエナムはどちらも並んでいる。それを見る度にM先生と首を傾げているのだが、勿論院長には言い出せない。ちなみにこの1か月では院長の命令で術後の患者さんに三日使っただけで、カルバペネムは使ってないです、ハイ。 |
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2005年07月25日 (月) ■5時に病院から電話。急患来たるとの事。ダッシュ! 焦ってカバンからクリエを落っことしてしまう。あ、カバーが外れた…壊れた…とか何とか言ってる場合じゃな〜い。再ダッシュ。比較的落ち着いているので、つたない知識通りに加療開始。あっという間に症状は無くなり、無事帰宅。良かった良かった…日勤突入。またヘマをやらかして、院長に「しっかり診ないとダメだよ」と優しく怒られる。彼の若い頃なら多分鉄拳か健脚で一撃だったんだろうが。若い頃はメスが飛んでいたが、すっかり丸くなったと噂の院長でした。午後は往診に。予定には入ってなかったけど、先日某研修医と一緒に脱走→退院となった件の患者さんにも会いに。御元気そうで良かった。やっぱり帰りたいという患者さんはバシバシ帰すべきなのだろうか。こうやって上手く行くケース(長い目で見て上手く行ってるのかは不明)はレアなのだろうか。難しい。 ■カンパは勿論惜しまないのだが、試合の日程と場所、幹部の連絡先ぐらい書くように>ビー部幹部ども。応援に行けるかもしれない貴重な関西在住OBの方々に怒られますよ。ヅさんは三回戦ぐらいまで日程書いておきながら、すごすごと一回戦負けしてきた恥な幹部だったが。あは。勿論勝てるとは全然思ってなかったが。あは。 |
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2005年07月24日 (日) ■昨日、院長に「『えんゆうかい』に行っておいで」と言われていたのだが。What's en'yu-kai? M先生もやっぱり行っておいでと言われたらしく。二人で取り敢えず、集合場所だという港へ。どうやら公民館の行事のようです。浜遊び? 幸い事務の人や看護婦さんも居たので、こっそり紛れ込む。「誰かと思ったら、若先生達ですね。白衣着てないと判らんねぇ〜」とか言われつつ、漁船に乗って、近くの浜まで。浜と言うか、石だらけだが。人工浜なのだろうか。しかし、ここは外海、水が綺麗だ〜。しかし、ゴーグル忘れた罠。と言うより、病院から直接来たので海パンも無くて、車に積んでいたラグパン着ているのだ。仕方なく、ゴーグルも着けずに潜る。眼が〜眼が〜しかも、意外と深くて海面に戻れず溺れかける。ゲホゲホしながら、上陸。見かねた事務の人が水中眼鏡を貸してくれる。これさえあれば百人力。潜るぞ〜魚が一杯泳いどるなぁ…あの貝食えるのかなぁ…食えるらしい。新鮮な魚食って、昼からビール飲んで、もうこの世のパラダイス…もう思い残すことはありません。心置き無く大学に戻れます(笑) 病院に戻ってくると、院長が「行ってきたね?」とニコニコ。病室回れば「先生!顔真っ赤だよ!泳いできたの?」と言われるのです。うむ、背中もヒリヒリしてきたぞ…昨日に引き続き、小児科診療所になっている当院。4歳の子に局麻するのも大騒ぎ。ルート採るのも大騒ぎ。蹴られまくり。小児科が大変な理由も痛いほど判ります。 |
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2005年07月23日 (土) ■夏の海は休診日。いつものようにぼんやり病棟でじーちゃん・ばーちゃん方と語らう。ナースステーションでコーヒー注いで、マグカップ片手に病室をウロウロ。相変わらず方言がキツくて理解出来るのは3/5と言った所でしょうか。三週間ぽっちじゃ身に付かない濃い言葉。恋言葉。何、腰が痛い? どれちょいと診せてみんしゃい……おばーちゃん、そこまでパンツ下ろさんでもよかよ。ケツ丸出しだがね……休診日な週末は小児患者が多い。夏休みなので、本土から遊びに来ている子供さんもチラホラ。ゾロゾロと似た顔が並んで(一人は母親に抱っこされて)やってきて、「兄弟三人みんな風邪引きました〜」的な。処方が全部同じ(量は違う)なのは秘密だ。みんな元気になれよ〜 |
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2005年07月22日 (金) ■うむ。凄く平和な一日。外来→病棟。 ■外来カルテ書こうと二号用紙に「7/22」と書き込んだ瞬間、お袋の誕生日を思い出す研修医。病院なんて現世離れしている空間で生きてますけど、暦には敏感な空間。時間厳守で。期日厳守で。 |
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2005年07月21日 (木) ■昼前より、出張診療に。先々週と同じく、院長と看護婦さんとで出発。診察。前述の通り血圧を測って診察終了な方がほとんどだが、それでもちょっと話をしたい患者さんも居るわけで。したり顔で偉そうな事言っていると、「あ〜毎週先生が来てくれたらいいのにねぇ」とか仰せらる。ふん、御世辞にしては嬉しいじゃねえかこのやろー。でも出張診療は隔週です。しかもヅさんはこれで終わりかもしれない罠。昼食。こっそり院長に奢ってもらう。ゴチです。昼休みの間、海で遊ぶ。白衣姿のまま海で遊ばないように。病院に帰ってきて、カルテ回診。カルテ台なんか無いので、キャスター付きの椅子にカルテを乗せてガラガラ。夕食食って、海へ。夕方の海は水も暖かくて、夕陽が優しくて、気持ちがいい。見知らぬ方に「冷たい?」と聞かれ、「う〜ん、ぬるいですね〜」と答える海坊主。海パン+Tシャツで宿舎に戻ってくる。海まで1分。う〜ん、やっぱりサイコーだ。 ■んで、海上がりに呑むビールもサイコーだ。 |
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2005年07月20日 (水) ■朝から地図をコピーしているヅさん。今日退院になる患者さんが鹿児島の病院に転院になるので、場所を教えて差し上げるのです。前々研修先のすぐ近くの病院。いつも前を通るたびにちょっと不思議に思っていた病院。意外な所で縁があるものです。ぼんやり外来。昼休み、海に行ってみる。思いのほか時化てやがるなこのやろーで、パンツがビショビショになる。仕事用のパンツなのだが…ま、いいや。午後は昨日自宅に帰ってしまった患者さんに会いに行く。白衣姿のまま、テクテク歩いて。流石に白衣姿だと道行く人に怪訝な顔をされない。挨拶も弾みます。患者さん宅到着。「薬持ってきたから飲んでね〜ついでにちょっと診察もさせちくいやい」とかウソクサイ方言で警戒心を解かせつつ。取り敢えず元気そうなので、さっさと帰ってくる。夜は救急車が来るとの事で呼ばれて病院へ。うむ、問診と身体所見から鑑別はほぼ二択にしぼられた(?) しかも多分こっちだなぁ…とか思いつつ、やっつけ腹部エコーなんぞをやってみる。自信は無いが、所見もある。CTで確認すれば、ほぼ確定だなぁ…とか、企みつつCT撮り始めるが…やっぱり万が一あっちだったらドタバタしかねないので、院長を呼んでしまう。結局、CTも所見があり、院長もエコーして「ほぼ間違いないね」との御言葉。やっぱりこっちで良かったんだ…でもまだ自分一人で自信持って、診断つけられない。もう何度も診てる疾患なのだが。なかなか… ■基本のキなはずの「検尿」をするのを忘れてた…やっぱりダメ研修医です、はい。 |
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2005年07月19日 (火) ■いやあ、病棟も落ち着いているし、今日もまったりかなぁとかヘラヘラしながらナースステーションへ…「先生、○○さんが『帰る』って言って聞かないんです」 昨日まで絶食・点滴で管理してたのに帰れる訳が無い。治療も全然終わってないし。説得スタート。硬軟織り交ぜて、説得するも、全然ダメ。結局患者さんは病院を出て、歩き出す。仕方ないので、ヅさんも一緒に歩き出す。朝はまだ涼しいなぁ。浜風が気持ちがいいし…なんて呑気な事言ってる場合ではない。患者さんは足を引きずりながら、休み休みながら、歩いていく。「○○さ〜ん、後5回休んだらゲームオーバーと言う事にして病院に帰りましょうよ〜」とか訳の判らんルールを作ってみたりするが、全然。結局一時間ぐらいかけて、自宅まで到着。携帯でS院長に電話。「仕方ないねぇ、じゃあ一旦戻って来なさい」との事で、歩いて病院へ帰る。ヅさんの脚なら10分程の距離。すんません、説得しきれませんでした。「まあ、こう言う事もあるよ。作戦を練らないとねぇ…」 一時間遅れの外来業務。病棟業務。夕方、S院長と一緒に患者さんを迎えに行く。S院長でも説得出来ず。何だかなぁ、この週末ずっと付き添って診てたのに…元気なったら逃げられる。つーか、まだ全然元気じゃないよ…ガックリしながらも、ガックリキャラではないので、笑顔でまた病棟へ。 ■基本的に帰りたい患者さんはどんな状況であれ帰すべきだとは思うのですが。ここで帰ったら一両日にでも亡くなるかもしれない、と言う状況でも。患者さんと一緒に歩きながら、「そんなに帰りたいなら、ねぇ」と思う研修医。難しい。つーか、「帰る」と言う患者さんを止める振りして一緒に歩いて行く医者もどーかと。暇で責任にも乏しい研修医だからこそ出来る業。 ■「髄膜炎かなぁ…」とかM先生と話してみる。「髄膜炎→外来でも使える素敵な抗生剤ロセフィン」と機械的に暗記していたヅさんでしたが、ここには当たり前のようにロセフィンなんか無い…思考停止。ホント悪い勉強の仕方をしている気がする。髄膜炎の起炎菌になりうる菌は?移行性は?とか考えて、論理的に使う薬剤を決めないといけないのだろうけど。どこまで覚えたら良いやら… ■ウチの大学の各医局からの勧誘戦線スタートのようです。内科は三つとも案内をバラ撒いてますねぇ(笑) マイナーは黙ってっても人が集まってくる(笑)から動かないのでしょうか。あれ、外科は… ■老若男女問わずアルコールを飲む事は全然罪じゃないのだが、飲んで騒音引き起こしたり、暴れたりするのが罪。まだ精神科回ってないのに、酒呑み過ぎてテンパってる患者さんも一杯診てきました。お酒は美味しく適量を。今日は晩酌してますので(笑) |
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2005年07月18日 (月) ■今日も休診日。まったり出勤し、まったり回診。まったり患者さんが来るのを待ちながら病棟業務…外傷の患者さん来る。すぐに院長が縫合開始…何ですか、そのモスキートの持ち方は…しかもやたら早いぞ…なるほどやっぱり外科医だ。「左をねぇ、自在に使える様にならないとねぇ…」 そうですか…道のり険し。午後からまたちょろっと泳いで、夕方より当番なので病院でお留守番。すっかり落ち着いているので帰りましょうそうしましょう。 ■離島に来て初めて両親と電話で話す。すっかり御無沙汰しておりますが。もはや諦めモードなのか、来年4月以降について「帰って来い」とも言わず、好きにしなさいな雰囲気。ま、今までもそんな感じで好き勝手やってきたのだが。これで帰らなかったら、少なくとも向こう10年チョイは帰れなくなりそうだしなぁ。帰ると言っても、帰る当てはわずかしか無いのだが。離島に来て、やっぱりこの業界は外科が出来ないとダメだと切に感じております(笑)。離島医療がやりたいのなら、外科医連れて行くか、外科やってから行くか、恐らく二択。あの漫画の主人公も外科医だったじゃないかー。うちの院長も外科医だったじゃないかー。 ■給料がヅさんの半分だと言う妹が車を買う。炎の60回払い。未だに4万円中古車を愛用しているヅさんは偉い。つーか、全然そう言う欲が無いのが困る。ケチと言われればそうかもしれないが。こんな緩〜い研修している研修医でもそんなに使う暇が無いのは現実。しかも10万円のパソコン買うのにドキドキしている小心者ですから。鹿児島に帰ったら、取り敢えずお金使います(笑) |
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2005年07月17日 (日) ■早起きして泳ぎに行こうかと企んでいたが、起きるともう8時。病院へ。まったり回診。当番なので、患者さんを待つ。昨日の夜に診た患者さんがまた来るという。待つが…待つが…遅いなぁとか首を傾げていると、院長が既に診察して帰していた罠。午後からちょこっとだけ海で泳ぐ。宿舎から歩いて1分で海です。湾内なので水はそんなに綺麗じゃない…沖縄・名護≧こないだの某島>坊津あじろ浜>>>>ここ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>鹿児島・磯>>>>博多湾、ぐらい。外海まで行けばもっと綺麗なんだろうけど…今日は荒れ荒れな海。すっかり高浪にさらわれそうになりながら逃げて来る。あ〜でも海サイコー。明日も行こう。うふ。 ■将来は山でまったり過ごす、を目標にしていたけれど、海もいいなぁ。やっぱり海にしようか… ■「付け届け」と言う、患者さんから医者へ渡される領収書の発生しない謎のお金(ビール券・商品券)。ヅさんも渡されそうになり、病棟中を逃げ回る。流石に雰囲気で「あ、この流れだと渡される!」って判る様になってきた。百戦錬磨の院長は断り方もカッチョ良く、「僕は100万以上じゃないと受け取らないから」 うむ、研修医でこれ言ったら殴られそうだ。もうちょっと貫禄ついてから言ってみよう…つーか、こんな慣習無くなっちまえ。 |
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2005年07月16日 (土) ■5時起床。件の患者さんの部屋の椅子に腰掛けてまた寝る。無事に夜も明け、夕方前には院長も帰ってくる。何とか大事も無く乗り切りました…この二日間、精神磨り減らしながら(?)診てた患者さんも気が付くとすっかり軽快傾向で、「これなら大丈夫だ」と仰る院長。昨日の状況だったら台詞が違っていたかも。いや本当に。
休診日・土曜日で暇だったので写真撮影。病棟。左手は病室。右手は術場のドア。で、術場はこんな感じで、奥に見えるドアが一枚目にも移っている扉。表裏一体。手洗い場。普段はお菓子置き場になっております。手洗い台にもお菓子の缶が…透析室。ここだけやたら綺麗。技師さんなんていません。看護婦さんがやっております。
外来待合室。平日は老老男女で溢れかえります。屋上から町(村)の風景。写真で見ると都会っぽい? そんなこと無いです。スゲー田舎です。海岸線からすぐに聳え立つ山。故に病院の裏手はもう緑一色。白いシーツもまた眩しい。 |
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2005年07月15日 (金) ■研修医だけの離島診療所スタート。外来も少なく患なく終了。つーか、昨日から急変した患者さんを診るので精一杯な主治医ヅさん。研修医も三人揃えば文殊の知恵。加療開始。うむ、あまり好転しない…院長から電話がかかってきて、かくかくしかじか報告するが「ま、そのまま診ておいて」と。取り敢えず、我々で出来ることをやりましょう。今日でA先生は離島研修終了なので、三人で焼肉を食べに行く。こんな離島にも焼肉屋。流石に肉は凍っているが。診療所に戻ってきて、件の患者さんを見守りつつ、救急車を迎える不安な三人組。不安ながらも鑑別診断して、r/oしていって、何とか落ち着く。宿舎にシャワー浴びに帰って、ヅさんはやっぱり今日も病院泊。今日はデイルームの椅子で寝ます。うむ。1時就寝…2時に目が覚めて、もう一度患者さんを診に。少し落ち着いているだろうか。うーむ。取り敢えず寝ても大丈夫そうだ。お休みなさい… |
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2005年07月14日 (木) ■外来。今日は出張診療の日なので患者さんも少ない…暇を利用してCT撮る。流石に慣れたものです。正午前より研修医二人は出張診療に行ってしまい、院長も土曜までの東京出張に出発。ヅさん一人で御留守番です。若干心細いが…船上の院長から電話。「あ〜無理はしないように。僕もチョクチョク電話いれるから」 お願いします。気を付けて行ってらっしゃいませ。と言う訳で、研修医だけの不安しきりな二日間スタート。深夜早速呼ばれる。うむ、どうしていいか判らない。取り敢えず様子を見ることにする。という訳で病院泊。透析室だってば。 ■こんな僻地にも届く本。ネット通販って本当に便利だ。と言う訳で、禁断の循環器のテキストを買ってしまう。なるほどこれはダメ研修医でも読める。M先生が持ってたテキストも欲しいなぁ。大学に帰ったら注文しようか…教科書とか何買っていいかよくわからないままの二年目。ふと自分の本棚を見てみると、ER研修で薦められたのが多いなぁ…今回買った心エコー(やった事無い)のテキストもERの本棚にあった奴。読んでもすぐ忘れてしまうあたりが悲しい。 |
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2005年07月13日 (水) ■起きると…携帯に病院からの履歴…やってしまった。電話かけても起きないダメ研修医。起きててもダメ研修医。寝ててもダメ研修医。病院に行き、夜勤の看護婦さんに謝る。「先生、疲れてたみたいだったからね。仕方ないよ。」とフォローしてくれるも、マジ凹み…急患さんが軽症だった事だけが幸いです。30分ばかり詰所でテレビ観ながら(でも観ていない)、放心。まあ、ここ数日まるでダメダメだったので。これ以上のダメっぷりは無かろう…これからは上げ潮一方ですね。良しガンバルぞい。うふふ。で、今日もstart。明るく外来。明るく胃カメラ。明るく病棟業務。うむ。落ち着いているな〜平和だ。患者さんとボンヤリ語らいながら過ぎる時間。勉強もしなくちゃなぁ。これで晴れれば言う事無し。 ■「トリビアの泉」に緒川たまきがチョイ役で出ていると言う話は勿論知っていたのだが。今日初めて見た。旦那の帰りを待つ役のたまちゃん…やばい…結婚したくなった(笑) ちょっとー反則でしょ、この美しさと言ったら。もうメロメロドロドロフニャフニャでおじゃりまする。あふへほえひへはは。来週も見よう。 |
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2005年07月12日 (火) ■今日も雨だ。外来。病棟。何だかやる気が出ない。学生の時はそのままデプレっぷりを前面に出しては顰蹙を買っていた(笑)が、社会人になってから表面上は何てことは無く繕う事が出来るようになった。うむ、大変な進歩である。笑顔は引きつっているかもしれないが。そんな健気な研修医を見て、優しい患者さんたちは暖かく声をかけて下さる。ありがたや…午後からぼんやりしつつもCFの介助なんかしつつ。気が付くと夕方になっている。急患来る。今日はヅさんが当番なのだが、どう見ても自分一人では無理。他の研修医は勿論、既に帰宅していた院長も呼んでドタバタ。やらなくちゃいけない事はわかってるんだけど、この病院では初めてなもんで、何から始めればいいのか判らない。取り敢えず思い付いたままに動いてみるが、やっぱり見落としていたりする。何かホントダメ研修医だ…二年目研修医全国順位8000位ぐらいだなアタシャ。落ち着いた後、一人で反省。何が足りなかったのか、どうすれば良かったのか。ま、いつか花開く日が来るさ。ヅさん絶対大器晩成(笑) ■何も無い廊下でズッコケそうになり、杖を使う患者さんに心配されてしまう。こんな大男がコケると迫力があります。 ■ヅさんが外来診察して、先日まで入院していた患者さん。老人ホームに移ったのだが。そこの職員さんが病院にやって来てて、「鹿児島から来てた大きな先生に宜しく」との伝言を頂戴する。ありがとうございます。98歳とは思えない元気なおばあちゃんでした。「先生、知ってる?ワシャもう100年も生きてるんだよ!」「サバ読んじゃダメだよ!まだまだあと二年あるがね!」的な会話で盛り上がった御相手です。御元気で。 ■ニュースを観てて愕然とする。守秘義務とやらもありますので詳細は書けないんですけど。何だかなぁって世の中ですね。何だかなぁって職業ですね、医者って。 |
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2005年07月11日 (月) ■今週は、某遠方からやって来た2年目研修医のA先生が1週間研修。と言う訳で、診察室が足りない…あぶれたヅさんは低周波当てながらまったりしている患者さん達と取り敢えず語らう。午後から救急車が来る。二年目研修医三人で取り囲んで、診察したり、指示出ししたり。それでもやっぱり最後は院長にお伺いを立てる訳で。勿論自分たちの判断で終わらせても良いんだけど。それで何かあったら患者さんにとってはあまりにも不幸なので。 ■何かツメが甘いのです。患者さん診察してて、鑑別診断考えつつ「この検査はやらなきゃ」といくつか思いついて、施行するのだが。後からやって来た院長に「○○はしてないの?」と訊かれ、「あ、やってないです。すみません…」と、しまったさん。「あ、やってないです。すみません…」って台詞をこの診療所で何回言った事か…全然成長してない感じで悔しい。 ■この時期に、他のプログラムで研修している同級の研修医と一緒に仕事をするのは非常に刺激になると言うか、何と言うか。ヅさんは稀代のダメ研修医なので、同級にも教えてもらう事が多いのだが。その度に自分の無知さ加減を知って、ちょっとモチベーションが上がってみたり。来月からは大学病院で井の中のヅモードなので、その前にこう言う刺激を得られるのは非常に良かったな、と。 |
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2005年07月10日 (日) ■今日も休診日です。でも食事は三食とも病院で食べているので、8時・12時・5時には病院に行かなくていけません。ついで(ついでと言っては失礼だが)に患者さんにも会って、いつも通りの一日三回回診になるのでした。夜はoncall、故に呼ばれる。外来です。まだ残っていたM先生と二人でCT撮って、悩む。結局院長を呼んで指示を仰ぐ事に。 |
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2005年07月09日 (土) ■今日は休診日です。oncall明けで17時までは当番なので出勤。病院でぼんやりしつつ、ふらっとやって来る外来の患者を診察したり。CTが動かない…で、院長に泣きつく。「ふん!」とCTの主電源を落としてみせる院長。うむ。それでいいのか。患者さん急変。居るのは研修医二人。何をしよう…取り敢えず最初はバイタルとって、所見をダーっととって、血ガス&採血、このアプローチで正しいのか判らないが。結果を院長に電話で報告。「そのまま診ていなさい」 そうですか… ■ツッカーはあったのだが、20%ツッカーな罠。うむ。まるでカロリーが足りない。 ■医療従事者なら誰しも一度は思う「点滴ってどんな味がするのか?」 数日前に「探偵ファイル」で点滴を飲むと言う企画をやっていた。アミノフリードやら強ミノやらを飲んでいたが…是非見てみてください。大変勉強になります。個人的にはツインパルとかフルカリックとかグイッと一気飲みしてもらいたかった… |
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2005年07月08日 (金) ■外来。小児の診察も慣れてきたと言うか、重症感の無い患者さんばっかりだから油断しているのか。3度目だ胃カメラ、ようやく久々の幽門部越え…が、反転が出来ない…結局院長がサクッと反転決めて、サクッと病変見つけるの巻。外来でぼんやり診断書書きなんぞしているとM先生が「ヅ先生!アニサキスだって!」と呼びに来る。院長が操る胃カメラの向こうにアニサキス。おー、初めて見たぞ。摘み出された虫体を針でウリャウリャといじっているとウネウネ動き出す。うむ、間違い無く、奴だ! 午後から睡魔と闘いながら外来。CV入れようとするも、患者さんに拒否されてしまって、途中で中止。試験穿刺まで終わってたのに…(涙) PPNで粘りますか…つーか、外液一種類、維持液一種類、生食、4号液一種類、ぐらいしか末梢で使える輸液が無いのです。(Tzやら、ビタミン剤はあるが)僕らの味方アミノフリードも脂肪乳剤もありません。どうやってカロリーを稼ごうか…どなたか助言下さい… ■M先生はヅさんと同じ二年目で市中病院の研修医なのだが、CVは内頚or大腿で経験。ヅさんは鎖骨下or大腿で経験。うむ、流石に差と言うか、違いが出てきている。彼は全麻をかける事が出来るが、ヅさんは出来ない。awakeでの挿管はやった事が無いM先生、awakeでしか挿管した事のないヅさん。消内は何もさせてくれなかったとボヤくM先生、胃カメラ&腹部エコーは下手糞だけど囓って来たヅさん。根本的に彼は努力家みたいで勉強している。一方、ヅさんは海を眺めている。研修医も人それぞれ。研修病院もそれぞれ。名のある病院で研修すれば…と言う訳でもないようです。とか負け犬大学研修医の遠吠え。 |
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2005年07月07日 (木) ■透析室で起床。一人回診。外来。CTを撮る。結構慣れてきました。院長が「行くぞ!」と仰せられ、往診へ。車で20分程の集落へ。ここへ行く途中に「しんきろうの丘」があります。あの漫画にも、ドラマにも出てきた(らしい。ドラマは見ていないのだ)歌碑が建っています。で、往診先の診療所にはじーちゃんばーちゃんが二十人ばかり詰め掛けていて、片っ端から診察。診察と言っても、ほとんどは血圧を測って、薬を出すだけ。でも、この数は…集落中のお年寄りが集まってきてる感じ。診察は続くが判断に苦しむ訴えの方もおられます。うむ、ちょっとこれは院長に訊いてみたい…あれ、居ないし。散歩に行ってしまった模用(この後、車に石を積み込んでいた。石集めが趣味?)。う〜む。院長と二人で、近くの食堂で昼食。無口な二人。海が綺麗です。往診は続く。今度は別の集落へ。ここでも同じように片っ端から診察。さらに在宅の患者さんに往診。「じゃあ血圧測らせてくださいね〜」と話しかけると、胸を出される。「は〜い、じゃあこっちも聴いてみようかね」 そんな感じの往診。帰ってきて、病棟の患者さんと駄弁る。何だかんだで一週間。患者さんも優しくて素敵な方々ばかりです。 |
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2005年07月06日 (水) ■外来。あーでもない、こーでもないって悩んでいると、院長がふらっと現れて「入院させたら?」 あ…そんな簡単に…入院への閾値がやたら低いのも離島医療なのだろうか。と言う訳で、(勿論自分で)腹単撮って、院長に御高診願い。「もっと上を撮らんといかんよ。」 すんません。140cmぐらいのおばーちゃんだったんで、何処が腹部なんだか。夕方外来でもまた悩む。午前中のこともあり、入院を一人で決めてしまう。良かったのだろうか。と言うか、研修医のやる事に院長はあんまり興味を示さない。こちらからお伺いを立てない限り。ふと山を見あげると…山頂をずっと覆っていた雲が無くなっている。海を見ると日差しが。あ〜泳ぎに行きたい。明日晴れたら泳ぎに行こうか。夜、宿舎に帰り着いて、一息入れると電話。患者さんが不隠。病院にとんぼ返り。取り敢えず、方言まみれの話を聞いてみるが…院長も現れて、優しく患者さんと話をしている。じっと見つめるしかないヅさん。ひとまず落ち着き、院長帰宅。だがまた不隠。今度は百戦錬磨の看護婦さんが話をし、また見つめるだけのヅさん…全然言葉がわからない。一体何処の国だここは。結局そのまま病院泊。透析室がしっかりあるのです。重装備診療所の名に恥じない感じの。 |
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2005年07月05日 (火) ■今日も朝から頼りない研修医回診ですよ〜。外来。離島に来て2回目の胃カメラ…何で入らない…もういいや。また一からやり直しだ。午後から往診に行く。研修医二人、看護婦さん二人の大部隊ながら、血圧測って帰ってくるだけ。うむ、今日は平和であった。 |
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2005年07月04日 (月) ■朝から外傷の患者さんがやってくる。前研修先で嫌と言うほど見てきた切創の患者さん。K部長やN先生に教わったように指ブロックして、洗浄して、縫合。ナイロン糸無いのねこの診療所…絹糸で皮膚縫うの抵抗があるんですけど…その後は外来。ビタカイン局注。これまた整形研修の成果(笑)が。外来患者さんも落ち着き、待合室で患者さんと談笑。聞くと大学病院でhertzの手術をしたとの事。主治医の名を聞くと…K先生だ! 学生時代CCSで1ヵ月も御世話になった素敵な心外の先生です。病棟もまったり回診したりする。患者さんの団扇が壊れていたので、診察室で拾った製薬会社の団扇を差し上げる。やたら感謝される。こちらは旦那さんが大学病院で手術をしたとの事。主治医の名を聞くと…Y先生だ! 学生時代CCS呑み会で結婚の素晴らしさを切々と語っていた年齢不詳の病棟医長。でも、19年も前の話だとか…普通にY先生が研修医の時の話らしい。ヅさんも19年後も覚えてもらえる医師になりたい。午後から入院患者さんを連れ出してCT撮影。自分で電源入れて、セットアップして、設定して。患者さん寝せて、台動かして、撮影…ああ、胸とりたいのに何故頭を撮ろうとする。見かねて手伝いに来てくれたM先生と二人で悪戦苦闘しながら何とか撮影成功。プリントは自動でも、現像は手動です。酢酸臭い真っ暗な現像室で現像。うむ、初CTにしては十分な出来じゃ。病棟業務。 ■病棟デイルームとナースステーションに「コトー」の単行本が置いてあります。読みながらメシ食ってます。今10巻ぐらい。でも途中までしか置いてません。続きを送ってください。 ■外来で患者さんが間違って医者の椅子(肘掛つき黒皮張り。豪華)に座ってしまう。結構面白かったので、ヅさんが丸椅子に座って診察開始。本来のあるべき姿? ま、どっちが上とかじゃなくて、対等に。
患者さんから頂いたとうもろこし。研修医二人と看護婦さんで食べました。診療所の薬置き場に少女二人が乱入。分包の袋(本当に患者さんに渡す奴)に思いっきり子供の字で「あさ」「ひる」「よる」と書いていました。御手伝いですね。なかなか素敵な光景。 |
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2005年07月03日 (日) ■当診療所は二階が病棟なんですが、病室の真ん前に手術場。前室もへったくれもありません。廊下挟んですぐ手術室なのです。更にその隣に一応手洗い場があって、その隣は普通に病棟のナースステーション。手術が決まってから集まってきたNs達がテキパキと術場の荷物を片付けて、準備完了。0時に手術開始。術者はS院長、前立ちがヅさん、麻酔医がM先生。久しぶりの消化器だ…手術は一時間半程度で終了。が、患者さんの状態がイマイチ。S院長もつきっきりで見守る。結局S院長が帰宅したのは4時。ヅさんも4時半頃、物置の机で突っ伏して寝る………7時起床。一人回診。病棟業務。ようやく一人でもCT撮れる気がする…そのまま病棟業務したり、入院患者さんの指示出ししたりで、18時帰宅。 ■60超えたおっさん(言い方は悪いが)が0時から手術して、4時まで病院に残っていると言うのが奇跡と言うか、この人の底力と言うか。ホント凄い人です。 |
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2005年07月02日 (土) ■二日目。土曜日と言う事もあり、のんびり出勤。御飯は三食とも病院で、しかも病棟のデイルームで食べているのです。周りでは普通に患者さんがテレビ見てたりするのだが。朝から病棟をウロウロ…ウロウロも何も小さな診療所ですので、一人回診もあっという間に終了…今日は休診日だが、外来患者さんが来たと言うので、M先生と二人で診る。「蜂巣織炎じゃなかろうか? 接触性皮膚炎とは病歴が合わないしなぁ…」とか合議するもまとまらず、結局院長call。すんませんお休みの所。院長が昔話を始める。ヅさんの前々研修先の院長も外科部長も、S院長は知っている(一外科繋がりだから当たり前か…)ようで、「ああ、○○君ね。手術はしとるかね?」とか尋ねられる。一外科教授もS院長から見れば医局の後輩だし。続いてやって来た患者さん。腹単撮ろうと悪戦苦闘。だから自分等で全部やらないといけないので、電圧やらの設定から、プリントまで。暗室臭い…結局これもふらりと現れた院長が「仕方ねえなぁお前ら…」的にテキパキやってしまう。10ヶ月ぶりの胃カメラ。全然出来なくなってる…すっかりあの2ヶ月間が無駄になってる予感…ああ、T部長、S先生、ゴメンナサイ…午後は比較的のんびり。病棟でまったりカルテ書き。と、院長が往診に出るという。看護婦さんに「秘境だから、行っておいで」と言われ、訳も判らないまま車に乗って、院長と二人で往診。島で一番大きな山を越えるのだそうだ。霧がスゴい。真っ白な視界の先に現れたのは、山の斜面に並んで建つ家々。滅茶苦茶遠いっすね。普通にここまで40分かかったし。そこから更に崖道みたいな所を下り、ようやく目的の御宅に辿り着く。帰りがけ、山肌にしがみつく様に建っている家々を見ながら院長が「昔はねぇ、あの一番上の家まで往診に行ってたよ。一軒行くと『うちも、うちも』ってあちこちに寄る羽目になって、結局この集落だけで一日使っちゃったりしてねぇ…」 そんな昔話をする院長はちょっと楽しげ。若い頃(と言っても40代だけど)の院長がこの坂を駆け上がる姿が眼に浮かびます。今では人気もすっかり無い感じだけれども。居るのに感じさせないのか。本当に居ないのか。病院に戻ってきて、夕食摂ったら帰宅。今日はoncallです。研修医二人で回す、二日に一度のoncall。酒飲めません。大して興味も無いバレーを見ながら「かおる姫萌え〜」とか叫んでみたり(叫んでない)して、ぼんやり過ごしていると…電話。「オペになりそうです。M先生も連れて来て下さい」 マジですか。隣の隣の部屋に住んでいるM先生のドアホンを連射して、病院へ。S院長がレントゲンを見ながら、手術するかどうか悩んでいる。が、おもむろに「よし、やろう!」と仰せられ、集められるNs。M先生は麻酔研修済みで全麻かけられるそうなので、ヅさんが一助手。日付変わる直前のナースステーションでチョコとコーヒーで燃料補給&眠気返上。 |
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2005年07月01日 (金) ■と言う訳で、離島研修スタート。7時過ぎに病院へ。「先生、早く来すぎだよ〜」 そうなんですか。と言う訳で、病棟業務や指示出し、患者さんへの挨拶をダーっと終わらせて、外来へ。ER研修ではベッドに横になってる患者さん相手の外来だったが。多くの患者さんは「お変わりないですか?」と尋ねて、血圧計って、薬出してオシマイ。患者さんも心得たもので、「全然変わりないですよ〜」と言いながら既に腕まくりして血圧測定の準備してたり。それでも中には主訴を持って来られる患者さんもいらっしゃるので。S院長と沖縄研修医のM先生とヅさんで外来を回すと、一時間もすればまったりモードに。病棟に上がってみたり、CTの撮り方を教えてもらったり。「先生、これも診て下さい」と渡されたカルテは…ぬおおおおおお、小児さんでは無いですかぁああ。初小児診察。しかも二人。幸い元気そうで、症状も大したこと無さそうだったので、「もしもしさせてね〜」と使い古された感じの台詞を言いながら聴診してみたり。頭こんがらがりながら、薬の本ひっくり返して決めた処方も「先生、この薬はウチにはありませんよ…」とNsにつき返される。ああここは離島診療所。つーか、院内採用薬確認しないヅさんが悪い。病棟でぼんやり一人回診なんぞやってみるとすっかり話し込んでしまって一時間ぐらいベッドサイドに居てしまう。「新しく担当をさせて貰うヅと申します」と言いながら挨拶すると、「研修医さんでしょ?頑張っていいお医者さんになってね」と患者さんに励まされてしまう。ハイ!頑張ります! ■つーか、やっぱり患者さんからS院長への信頼っぷりが凄まじい。ヅさんもいつか…と思うのだが。何時の事になるのやら… ■病院が変わったせいで指示の出し方も少し違う訳で。それで看護婦さんと話してて声を荒げてしまう。でも、それがまとまってしまえば何も無かったように談笑。不思議だけれど、仕事はスゴくやりやすい。 |