2002年07月22日(月) 神経精神医学科一日目

■桜ケ丘に帰ってきました。と言う訳で今日から精神科です。何を隠そう、その昔は精神科にでも進もうと企んでいた時代もありまいて…ま、いいや。午前中は医局長のオリエンテーション。二週間の予定を説明してもらって、簡単に精神医学総論の講義。分裂病だの、躁鬱症状だの。続いて病棟を紹介。さすがに普通の病棟とはちょっと違います。病室には物が少ないし、カーテンもテレビも無い。隔離室もあって、大学病院って事を忘れがち。午後は脳波とてんかんの講義。なかなか興味深い。

■精神医学は恐らく最も医学らしくない学問だと思われます。文系要素が比較的強く、極論としては「精神科は医学科から切り離して考えるべきだ」とも。カワヅさんも元々文系脳味噌なので、相性はバッチリ!の筈ですが、「医者魂」を体現する為にもはや、精神科とかリハとか、そういった分野に進む気はありません。今日あるヒトとも話したんだけど、本気でリハに関わりたいならDrよりもPTやOT、STになった方がイイです。間違い無く。そっちの方が直に患者さんと向かい合えます。精神医学に関しては、その処方が所謂医者の「技術」とはちょっと違うような気がして。精神科って一番頭使う医学だと。頭使って、戦略立てて、薬やら作業療法やら使って。ホント医者が駒を動かすだけのような気がして。これはリハも同様。常に患者と向き合って、腹の底から話し合って、笑い合って、その上で技術でアタック!!までやってしまうのが理想なカワヅさんには精神科は程遠い存在なのですね。偏見なのかもしれないし、これからのポリクリでその偏見が払拭できればいいんだけど。少なくともリハではそこら辺の格差を感じてしまったので。何書いてるかわかんないでしょ? 要するにエヒ先生みたいなステキな主治医になりたいのですよ、アタクシは。

■ちなみに東大で一番人気のある講座は精神科だそうです。やっぱり頭使うからねえ〜

 

2002年07月23日(火) 神経精神医学科二日目

■火曜日は新患紹介から。カンファ室で新患紹介を聞く。やっぱりこれまでのカンファとは全然違う。現病歴が何よりも大事。それもホント一個の物語として完成されてる。ヒトの人生なんだから当たり前なんだけど。検査所見なんて何にも無いし、今後の方針も「経過観察と処方」とかそんなんばっか。助教授回診。説明が丁寧で学生にとってはわかり易い回診でした。患者さんとのコミニュケーションがやっぱり一番重要になってきそう。と言う訳で、担当患者決定。バタコと二人組なので………後は任せた。午後は鹿児島県精神保健福祉センターという所で実習。精神障害者の為のデイケアがあるんだと。分裂病だったり、躁鬱症だったりするそうですが、回復期にあるヒトばかりで、全然そんな感じには見えない。みんなでフリーテニスと言うのをやりましたが…球技嫌い。間違い無くカワヅさんが一番下手でしたがよ。ラグビーボールより小さいのは扱えないねえ。

■患者さんが一外にもかかってるらしくて、あわよくばオペ見学なんかに入っちゃおうかと企んでる今日この頃です。

 

2002年07月24日(水) 神経精神医学科三日目

■午前中は分裂病と躁鬱症状の講義。午後は患者さんに会いに行きました。足が大きいですねって言われました。しゅん。眼鏡がステキって言われました。むふ。カルテを探して一外科外来に。でも、M先生が持ってるみたい。それにしてもH医局長は不思議な生き物。

 

2002年07月25日(木) 神経精神医学科四日目

■午前中は外来…でも、新患来ず。結局一時間半研修医の先生とかと駄弁って終了。午後は患者さんに…寝てる。カルテ読みながらバタコとあーだこーだ。疑問点抽出。精神科のポリクリなのか、一外科のポリクリなのかわかんなくなってくる。大丈夫か、こんなんで。

 

2002年07月26日(金) 神経精神医学科五日目

■午前中は躁鬱症状とてんかんのビデオを観る。てんかん発作も様々。てんかんって聞くと、痙攣起こしてぶっ倒れるイメージがありません? そんなんはてんかんの一部。傍から見ると全然気付かないような発作もあるし、妙な偏見はいけません。筒井康隆の書き方が一概に悪いとも思わんけど。午後は病棟でカルテ見て、またあーだこーだ。患者さんに会いに。愉快なお話しに大笑いしてしまいましたがよ。

 

2002年08月26日(月) 神経精神医学科六日目

■一ヶ月ぶりのポリクリです。もうみんな学生の事なんか忘れてるのでわ。午前中は症例のサマリー読みながら講義。Pick病です。脳が限局的に萎縮しております。病棟に行ってカルテを見る。結構回復してきている模様。ヨロシイのでわ。午後は助教授試問。つーか、バタコの横でニコニコしてただけ。スマンす…

■以前妄想があったと言う事実を認めるのは「妄想が持続しているからだ」と言う事だそうです。我々素人考えでは「客観的に捉えられているんだから、妄想は無くなったんじゃ?」とか思うのですが…難儀だ。わかんねー。

 

2002年08月27日(火) 神経精神医学科七日目

■新患紹介。相変らず精神科の症例サマリーは面白い。詳しくは書けませんが。レジュメも回収される念の入れ様ですので。助教授回診。一般的な(素人考えな)精神疾患(=分裂病)の患者さんにお会いできました。人格とか凄く保たれてて、疎通性も良好なんだけど、言ってる話はわけわかんない。それなりにストーリーとしてあるんだけど、やっぱりディテールは脆弱。午後は臨床心理の講義。講義といっても、実際にエゴグラムやったり、WAIS-Rやってみたり。エゴグラムに拠ると「思いこみ型」か何かでした。気分屋だそうです。それはそうですが。

 

2002年08月28日(水) 神経精神医学科八日目

■二日酔いです。10分程遅刻してカンファ室へ行くと…みんな(と言ってもカワムラさんは当たり前の様に居ませんでした。そうですか。)躁鬱症状のビデオ見てる。つーか、このビデオ見たことあるんですけど。先生居ないし。「顔色悪いよ」とか言われてしまうし、その通り頭はガンガンフ〜ラフラするので、やっぱりサボり。三講で轟沈。午後は県立姶良病院で実習。バレーしました。これも作業療法なのか…悲劇的に暑くて汗だくになりましたが。病院内を一周。保護室はやっぱり異様な雰囲気ですね。ハイ。でも、比較的綺麗かも。明るいからかねえ…

 

2002年08月29日(木) 神経精神医学科九日目

■外来。新患の予診取りをば。そりゃあ大変でしたがよ。守秘義務がございますので多くは語れませんが…みのもんた。午後は病棟。患者さんに一ヶ月ぶりに会う。気持ち悪いぐらい快復してるんですけど。イキイキしておられます。「ワタシ躁ですかねえ」とか自分でも言ってしまうぐらい。と言うわけで、これだけ快復してんなら診断も確定…へ、違うの? 只今大混乱中。

 

2002年08月30日(金) 神経精神医学科十日目

■外来。台風来てるせいか、新患も来ず。結局みんなと駄弁り倒して終了。三講でちゃっちゃっとレポート打って、提出して帰宅。まるでやる気がありません。サヨウナラ精神科。もう二度と関わることは無いでしょう…へ、レポート再提出? ブッチだ。ブッチ。

 

 

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