2002年09月17日(火) 第二外科一日目

■8時前に医局へ。早速カナザワさん発見! カナザワさんの結婚パーティ以来なので、二年半ぶりですか。勧誘開始。「まさかウロじゃないよなあ。ヨシノはウロに入って後悔しとったぞ…」 マジッすか? その一部始終を見ていた医局長にもついでに勧誘される。要は体力があるかどうか。外科は屈強な若者を求めているようです。猫の手も借りたいぐらいみんな忙しいらしいので。ちなみに某Fモリ医師の口説き文句は「お前が他の科に行ってみろ。『ラグビー部は何て奴をよこしたんか…』って言われるぞ」 脱線しました。朝カンファ。術前&術後。学生は教授の後の長椅子にズラーって座って参加。しかし、サカタ教授やっぱデカイ。彼の専門が心臓外科なので、冠状動脈造影多し。一内で見慣れてるので、何となく分かるような分からんような。略語はわけわからん。枝の名前ぐらいなら何とか…一時間半程続いて。教授回診。外科の回診です。あっという間に決まってま。回診高速ランキングで二位につける早さです。あっという間でした。で、午前中はオシマイ。午後は教授の臨床講義(六年向け)があるので、拝聴。前から二番目などと言う、生まれて此の方近寄った事も無いような席に座ってみる。虚血性心疾患(狭心症&心筋梗塞)の講義でした。多分ウチらにされたのと同じかちょっとレベルが高め、か。オペのビデオは面白かったですよ。プラークがスッポーンって抜けてました。病棟カンファ室で胸写の講義。ホーセン回ってきたばっかりなのに…難儀だ…

■ウチの第二外科は循環器外科を中心に呼吸器、消化器もやってます。と言う訳で外科志望のカワヅさんもハリキリ気味。多分すぐにバテるものと思われるが…

■つーか、二外のヒトは教授始めみんなデカイ。回診中暇だったので、ルシコに「教授と並んでみるから、どっちが大きいか比べてよ」とか頼んで背比べしてたんですけど、ルシコが小さすぎて比較不可。多分180cmぐらいはありそう。回りも175cmクラスがウヨウヨしてるし。恐るべし二外!

■ウチのOBなM先生は何故かあだ名が「ペタシ」です。多分ビー部時代から。「ペタシ」の意味はわかりませんが、ウチらもペタシ先生って呼んでます。医局内でも余裕で通じます。もう一人同じ苗字の先生がいるので、あだ名の方が浸透している模様。ちなみに教授は「ペタ君」って呼んでました。ちょっと可愛い…

■回診高速ランキング(皮膚科〜二外)…上からナカジョー教授、サカタ教授、アイコー教授。それでもアイコー教授は学生の相手もしてくれるステキな方です。

 

2002年09月18日(水) 第二外科二日目

■オペ見学。久しぶりな術場でウキウキ。でも、なかなか始まらないオペ(麻酔科何やっとんねん!)&始まったら始まったで手術室中に溢れ返る人ヒトひと。教授入場を待たずして早々に撤収。三講でお勉強。

 

2002年09月19日(木) 第二外科三日目

■今日から班の半分は(全ポリクリ中最もキツイと評判の)医師会病院行きです。カワヅさんらは来週。朝カンファ。終わって、誰も相手にしてくれそうに無いので、ポリクリ生全員(内一名は欠席)帰宅。10時。早過ぎ。

■やる気が無いわけではありませんが、やっぱ鬼の様に忙しそうなので。

 

2002年09月20日(金) 第二外科四日目

■学外実習@九州循環器病センター。一内の時にもお世話になりましたが。今回は心臓血管外科にお邪魔しました。学生の相手をして下さるT先生がかなりステキ。ざっくばらんとしてて、言う事も分かり易くて面白い。朝カンファは抄読会。10人もいないぐらいなので非常に仄々した雰囲気なんですけど…外科っぽくない。午前中はオペ見学。この日はCABGと食道Ca.、あとバリックスやってました。結局ずっとCABG見てたんですけど。お昼御飯食べに抜け出して、戻ってきてT先生のお話&ICU見学。で、オシマイ。ちなみに先生の話も臨床の雑談ばっかりで、ヒジョーに為になりましたよ、と。イヤミじゃなくてホントに。

 

2002年09月24日(火) 第二外科五日目

■朝カンファ。8人班ですが、当たり前のように5人しか来ておりません。カワヅさんも今度からサボろうかな…珍しくサカタ教授が「ほら、これわかるか? 造影しとんのちゃうで。」と、シネを指して。造影してないのに冠状動脈がバッチリ写ってるし…石灰化してるんすかねえ? 担当の先生がようやく決まったので、つきまとうが…やっぱり滅茶苦茶忙しそう。「あ〜忙しくてゴメンね〜好きにしてていいよ」と言われるまで15分。放置プレー決定。午後のレクチャーも当たり前のように中止になり、さっさと撤収。

 

2002年09月25日(水) 第二外科六日目

■医師会です。前にも書きましたが、全ポリクリ中でもトップクラスのヘヴィー実習と言う噂。ドキドキワクワクしながら、到着。8階のホールに衝立がしてあって、その奥が学生用のまったり場です。まずは手洗い実習(?) でも手術場の手洗いじゃなくて、フツーにゴシゴシ手を洗うだけ。謎。続いて、院長登場。出た!白装束!しかも、カワヅさんが想像してた院長像と全くかけ離れた風貌。街中歩いてても誰一人この人が医師会病院の院長だなんて思わないはず。しばし世間話して、術場へ。担当のS先生が手術なので、さっそく手洗い。直腸Ca.の低位前方切除術。途中で迅速診だしたり(浸潤してたらマイルズに術式変更せんといかんのだそーだ)しながらも手術時間は3時間程。術者のM先生がキレまくってナースを怒鳴ったりしてるんだけど、何故か学生には優しい。「これが下腸間膜動脈でね〜」とか丁寧に教えてくれる。アマチュアには甘いんでしょうな。プロには厳しい。まったり場でまったり。午後は腹腔鏡下胆摘の見学。あっという間に終わり。時間が出来たので院長にくっついて病棟を回る。それにしても院長ちょっと変。面白過ぎる。患者さんとのコミュニケーションの為にもユーモアのセンスは必要です、はい。S先生と明日のプレゼンの準備。これで19時。それからケースレポートのためにカルテをせっせと写して、1日目終了。20時帰宅。

 

2002年09月26日(木) 第二外科七日目

■医師会二日目。午前中はS先生のオペも無いので病棟実習…の筈なんだけど。S先生不在。まったり場で勉強してると、ふらりとS先生現れて「お〜やっとるね〜」そう言い残して、また消える。あの〜、病棟実習させてくれませんか… 一人で病棟をウロウロしてると「くじら12号」 ポケベルが鳴っております。術場へ呼び出される。またまた内視鏡下胆摘見学。続いて隣は胃全摘。昨日に引き続きM先生が若い先生を怒鳴りながらオペは進んでいきます。でも、罵倒するような怒鳴りかたではなくてよ。15時半から院長回診。院長に苛められながら(嘘)、外科病棟を回ります。ホールで術前の患者をプレゼン。さほどキツイ突込みも無く、まったりと終了。後は弁当食いながら院内カンファに参加、つーか後から眺めるだけ。終わったの8時半。それからまたレポート写し。10時頃帰宅。

■ナースステーションでカルテ写してて、何処からともなく「渡る世間は鬼ばかり」のテーマが聞こえて来て、「あ〜もうそんな時間か〜」って思ってしまう医師会の夜。

 

2002年09月27日(金) 第二外科八日目

■医師会最終日。朝から手洗いです。直腸Ca.のマイルズの予定だったんだけど…摘出断念。苦悩の瞬間。午後はまた腹腔鏡下胆摘。学生が見学してるからって、わざわざアルゴンレーザーまで使ってました。電気代が凄くて赤字になるらしい(笑)。院長大サービス。夕方にはみんなで逃げ出して実習終了。お疲れ様でした。

■基本的に癌は本人に告知されるものです。現代の流れとしては。それでも告知するかどうか難しい症例がござるわけで。摘出できなかったにしても、告知してない状況下では恐らく本人には「上手く行きましたよ」と言うしかないんで。まあ、難しいですな。家族には確実に告知されるので、ウチはもう親父には告知するかどうか聞いてあります。お袋にはまだ聞いてないけど。親父が癌になったら、主治医からでなく、カワヅさんの口から言うつもりです。キーパーソンもお袋かカワヅさんになるだろうし、医療に携る者の意地。つーか、親父より長生きするのかいな…

 

2002年09月30日(月) 第二外科九日目

■オペ日。でもオペ見学行かず。三講でひたすらレポート打ち。レクチャーもサボってみたりして。こんな筈じゃなかったのに。

 

2002年10月01日(火) 第二外科十日目

■もはややる気無し。朝カンファも教授回診もサボって10時登校。しかも何をするでもなく、三講でまったりするだけ。レクチャーも一つだけ出て、一つサボって。昨日買った「やさしい心電図」ばっかり読んでます。

 

2002年10月02日(水) 第二外科十一日目

■やらかしました。自主休講です。

 

2002年10月03日(木) 第二外科十二日目

■何故か精神科に呼び出し食らったので、精神科医局へ。「呼び出し食らったバカ学生ですが…」とツカミを図るも、ラボのおねーさまはキョトンとして「外来に行ってください」と。精神科外来へ。コゾノの班が新教授の話を聞いてる横を堂々と通り過ぎて先生に会いに。レポート取りに行ってませんでしたね。ゴメンちゃい。後は三講と図書館を行ったり来たりしながらレポート打ち。いい加減飽きたので帰宅。いいのかこれで。

 

2002年10月04日(金) 第二外科十三日目

■最終日ぐらい真面目に行こう、と言う訳で朝から術場。CABG+僧帽弁置換術で人工心肺を使うので、手術室は人工心肺と業者ヒトとかで混雑。邪魔になりそうなので、休憩所からモニターで眺める。と、隣にサカタ教授。しばし談笑。教授もホント気さくなお方。ステキ♪ 再び手術室やら休憩室やらを行ったり来たりしながら、教授オペを見学。日本で五本の指に入ると言われてみても、何が凄いのかわからんが…早いっちゃー早いのかも。13時ぐらいまで見学してて、撤収。午後は教授のレクチャーの筈でしたが、あっさり中止になりました。オシマイ。

■カナザワさんの勧誘術その二(女医勧誘術)。「オレは二外に来なかった女医さんを三人知ってるけどね、一人は失踪して、一人は交通事故に遭って、一人はネーベン先の老人と結婚したんよ。幸せをつかみたいなら答えは自ずと明らかだ」 こんなんに誰が騙されるんだ…

■激しくどーでもいいかもしれない話。ラボチンってラボランチン(研究補助員)って言うドイツ語の略です。オシマイ。

 

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